Google Pixel 3 XL、実機写真が流出。ベゼルレスディスプレイ採用もデザインに大きな変化なし
今秋開催の新製品・新サービス発表イベント「Made by Google」で発表が噂されるGoogleのフラグシップスマートフォン「Pixle 3 XL」の実機写真が流出した。プロトタイプを撮影したと思われる写真からはデザインなどの仕様が明らかになっている。
「Pixel 3 XL」の実機写真が初流出
XDA developersのフォーラムにフロント側とバック側を撮影した「Pixel 3 XL」とされる実機写真2枚が投稿された。
これまでの噂どおりディスプレイはノッチ付きのベゼルレスデザインでノッチはiPhone XやHUAWEI P20 Proなどと比べてかなり深く切り込まれた形をしている。もしかすると左右のステータスバーにはより多くの情報が表示されるのかもしれない。
ノッチにはカメラと思われる2つのレンズとスピーカーが配置されている。次期バージョンの「Android P」はマルチカメラをサポートしてシームレスなズームや背景ぼかし、立体視などを実現することから「Pixel 3 XL」に搭載されるデュアルフロントカメラでは背景ぼかしを適用したポートレート写真の撮影や3D認識による顔認証などもサポートする可能性がある。なお、スピーカーはPixel 2シリーズと比べてかなり小サイズ化されている。高評価を得たデュアルスピーカーを継続採用するのか気になるところだが写真から確認することはできない。
バックパネルのデザインに大きな変化はなく、カメラも突出型のシングルレンズのまま。指紋認証の配置も変わらない。カメラ周りのデザイン・質感がわずかに変化している程度でガラスパネルを採用することで光沢感を出していたPixel 2からマットな質感に変わったことぐらいだ。
「Pixel 3 XL」のディスプレイに表示されている情報からは「crosshatch」の文字も確認できる。「crosshatch」は昨年から次期Pixelシリーズとして噂されていたコードネームでAndroidのソース管理プロジェクトAOSPからも記述が発見されているため今回流出した実機写真の信ぴょう性は非常に高い。なお、ディスプレイにはメモリが4GB、ストレージが128GBと書かれている。これはPixel 2シリーズと同じ容量となっているが製品版では変更される可能性もある。
なお、Pixel 3シリーズはサイズの異なる2モデル展開で「Pixel 3」は5.3インチ、「Pixel 3 XL」は6.2インチのディスプレイを採用すると報じられている。
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