早ければ2025年3月中旬ごろの発売が噂されているGoogleの次期スマートフォン「Pixel 9a」の実機写真が登場しました。
Google Pixelの特徴といえば、背面のカメラバーですが、Pixel 9シリーズでデザインが変更されたこともあって、9aにも変化があると噂されていましたが、9シリーズよりも大幅な変更ーーというよりも廃止になるようです。
噂を裏付けるカメラバーの廃止を確認
XにてPixel 9aのプロトタイプとされる写真が公開されました。feni_bookはこれまでもGalaxy S25 Ultraの実機写真なども公開している人物です。
同氏が公開したスマホの背面には、Google Pixelのプロトタイプ端末に刻印されるロゴとパターンが確認できます。背面に貼られたシールには、EVTとも書かれており、開発の初期段階のテストで使用された端末のようです。
Google Pixel 9a leaked. pic.twitter.com/XxP67PsY0D
— fenibook (@feni_book) December 5, 2024
大胆にIMEI番号もそのまま公開されています。Android AuthorityがIMEIをデータベース検索にかけたところモデル番号がGTF7Pであることが判明しています。
このモデル番号は製品と同じものなのかプロトタイプ限定のものかは不明ですが、3月発売であればそろそろFCC認証を取得し、モデル番号も明らかになるはずです。
カメラは端末背面の左上に配置されています。
これまでの噂どおり、出っ張りはなくカメラバーと言えるものでもありません。Pixel 9シリーズと共通するのは角が丸みを帯びていることぐらいです。
Pixel 9aのスペックは、6.3インチのActuaディスプレイ、Tensor G4、8GBのメモリ、128GB/256GBのストレージ、5,000mAhのバッテリーを搭載すると報じられています。充電出力は18W、ワイヤレス充電は7.5Wと、上位モデルとの性能には大きな差があるようです。
カメラは48メガピクセルの広角レンズと、13メガピクセルの超広角レンズの2眼構成。広角カメラは、Pixel FoldとPixel 9 Pro Foldに採用されているものと同じセンサーの可能性が高いと報じられています。
おそらく価格が10万円を切るであろうPixel 9aに、20万円超の折りたたみスマートフォンと同じセンサーが採用されるのは嬉しいことですが、逆にPixel Foldシリーズの購入者にとっては少し気の毒かもしれません。