今年の冬にリリースと案内されていたPixel Watchの転倒検出機能が今日から順次利用できます。
転倒検出機能はPixel Watchを手首に巻いていると、モーションセンサーとデバイスで単独動作する機械学習が激しい転倒があったかどうかを判断し、一定時間内に反応がない場合は緊急通報して命を救出する機能です。
Googleによると転倒検出機能をオンに設定したPixel Watchが激しい転倒を検出して約30秒間動いてないと判断すると振動してアラームが鳴り、画面上に通知が表示されるとのこと。
転倒後も動ける状態であれば文字盤を操作してキャンセルしたり、緊急通報してすぐに助けを呼ぶことができます。
転倒した人がPixel Watchを操作できないほど重傷を負っている場合は、アラームが約1分間鳴り続け、最後の数秒間は音量をアップして応答を呼びかけます。それでも応答がない場合は自動的に緊急通報して、位置情報を共に助けを求める自動メッセージを再生して助けを呼ぶとのこと。
なお、LTEモデルは通信が可能な状態であれば単独で緊急通報が可能ですが、Wi-FiモデルはペアリングしたスマホがBluetoothに接続されていて通信圏内にある必要があります。
心配なのはバーピー、ジャンプ、水泳など激しい動きやスキーやスノボの転倒など意図しない時に転倒検出機能が動作することですが、Pixel Watchのモーションセンサーとアルゴリズムは転倒を正確に検知し、誤通報の可能性を最小限に抑えるためにさまざまな転倒データなどの動作パターンを使ってトレーニングされています。
転倒検出を設定する際に表示されるオプションを有効にすることで精度の改善に協力することもできます。
転倒検出機能をオンにするにはPixel Watchを2023年1月に配信されたバージョン以降にアップデートしたあと、ペアリングしたスマートフォンのWatchアプリ右上に表示される吹き出しから確認できる通知か、Pixel Watchの「緊急情報サービス」で機能をオンにできるとのこと。
転倒検出機能は順次展開されていて全てのユーザーが今すぐ利用できるわけではないようです。
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