Google Pixel Watch 4に新ジェスチャー、2回つまんで通知確認→返信まで完結
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Google Pixel Watch 4に新しいジェスチャー操作が搭載されました。
腕を上げてPixel Watchを口元に近づけるだけでGeminiを起動できる「手をあげて話す」に続き、画面に触れずに操作できるAIを活用したジェスチャー操作が拡張されます。
買い物袋を持っているとき、傘を差しているとき、手袋をしているとき、犬の散歩中など、両手が自由でないときでも操作できます。
新たに追加される2つの片手ジェスチャー
今回のアップデートでは、「ダブルピンチ」と「手首をひねる」の2種類が追加されます。
ダブルピンチは、人差し指と親指を使ってつまむ動作を2回くり返すジェスチャーで、通話の応答・終了、タイマーの一時停止、アラームのスヌーズ、写真撮影、音楽操作、通知の操作に対応します。
通知シェードを開いてから過去に届いた通知を操作することはできず、通知が届いたタイミングで操作できます。
手首をひねるは、手首を奥側に軽くひねって元に戻す動作で、着信を拒否したり、通知を閉じることができます。






こうしたジェスチャー操作は便利な一方で、知らないと使うことはできません。そこで、ジェスチャーが使えるタイミングで小さなヒントを表示してくれます。
ヒントの表示頻度は常に / 毎日 / 毎週 / 毎月 / 一度限り、に変更可能。慣れたら設定→ジェスチャー→ハンドジェスチャーから表示頻度を減らしてわずらわしさを軽減できます。
強化されたスマート返信
ジェスチャーの追加と同時にスマート返信機能も強化されました。
新しいGemmaベースのAIモデルによって、2倍の処理速度と3倍向上したメモリの使用効率で返信が生成され、Googleメッセージへの返信がこれまで以上にスムーズになります。

強化されたスマート返信の対応機種はPixel Watch 4 / 3です。Pixel Watch 4では、新しいジェスチャー操作で通知を確認して、AIが生成した返信をそのまま送ることができます。


















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