Googleが最新のPixelスマートウォッチ「Google Pixel Watch 3」を正式発表しました。
最新モデルでは新しいビッグサイズの45mmモデルがラインナップに加わります。最大40%も大きくなった文字盤で、メッセージやマップ、ワークアウト中の数値をスムーズに確認できます。
すでに予約受付がスタート。発売日は9月10日(火)。価格は41mmが52,800円〜、45mmが59,800円〜に設定されています。
- 最新モデルは選べる2サイズ
- 薄型ベゼルで表示領域が10%増加した41mmと40%増加した45mm
- Pixel Watch初の明るいActuaディスプレイ搭載
- リフレッシュレート2倍で画面が2倍なめらかに
- さらに短縮された充電時間
- ルーチン機能とフォーム解析でランニングが大幅に進化
- Googleデバイスとのディープな連携も
- 予約注文はきょう8月14日から
- 発売日は9月10日(火)
Pixel Watch初のActuaディスプレイ
Pixel Watch 3は評価の高い円形デザインを継続。ドーム型ガラスの下には最先端のActuaディスプレイを搭載します。
Actuaディスプレイは画面の明るさが特徴。画面輝度は最大2,000ニト、前モデルに比べて2倍も明るくなったことで、画面が見づらい日差しの強い屋外でワークアウトするときも快適に利用できます。
ただ明るいだけではなく、映画館のような暗い場所では最小1ニト(常時表示オンで)まで輝度を低下させて目立たないように明るさが自動調整されます。周りの迷惑にならず、睡眠中はまぶしさを感じることなく文字盤で時間や通知を確認できます。
画面のなめらかな動作に直結するリフレッシュレートは最大60Hzで数値上ではなめらかさが2倍に。最小レートは1Hzのため、省電力を保ちつつなめらかに動作します。
ついにディスプレイ周りの黒いフチ(ベゼル)も16%小さくなったことで、前モデルに比べて41mmモデルは画面の表示領域が10%増加、45mmモデルは40%増加。文字盤でメッセージやマップ、ワークアウト中の数値を確認するときもスムーズです。
リサイクルアルミニウムが100%使用されたケースのカラバリはPolished Silver、Matte Black、Champagne Gold、Matte Hazelの4色。ケースに合わせたバンドも用意されます。
なお、41mmモデルはPixel Watch、Pixel Watch 2で使用していたバンドを利用できますが、45mmモデルはこれまでに発売されたバンドを利用できず、新たに45mmモデル用のバンドを購入する必要があります。
電池持ちは前モデルと同じ24時間(常に表示状態をオンで)ですが、バッテリー効率を最大化するために電池残量が15%に低下すると、バッテリーセーバーモードに移行。健康やフィットネス、身を守るセーフティ機能を維持しつつ消費電力を抑えます。
バッテリーセーバーモードでは電池持ちが36時間に延長されます。
また、睡眠を検知すると自動でおやすみモードがオンになり、通知と常に表示状態をオフにして消費電力を抑えながら睡眠トラッキングを行います。
充電時間は前モデルでワイヤレス充電から接触式に変更されたことで高速化されましたが、最新モデルはさらなる高速化を実現。41mmモデルは充電速度が20%早くなり、最大15分短縮されるため、24分で50%、60分で100%まで充電が可能。45mmモデルは28分で50%、80分で100%になります。
大きく進化したランニング機能では、伴走機能のリアルタイムガイダンスが追加されます。
ランニング中に振動と音声でペースが遅れていたり、心拍数の目標値を超えているときにインターバルを変更するタイミングを確認できるなど、久しぶりに走る時にペースがわからなかったり、パフォーマンスを改善したい人にも役立つ機能です。
さらに、ランニング中に高度なモーション検知や機械学習がフォームを記録し、歩調や歩幅、上下動などを詳細に分析し、ランニング後に確認することでパフォーマンスの向上に役立てられます。
ワークアウトのパフォーマンスを最大化するには十分な運動量とともに休息が必要です。
休息が不足しているとオーバーワークで体調を崩したり、パフォーマンスが低下することもありますが、Pixel Watch 3はエナジースコアや有酸素運動負荷(心臓にかかった負荷)を追跡し、体が必要とする休息と運動のバランスを取ることで、運動不足やオーバーワークを防止します。
Pixel Watch 3はスマートフォンだけでなく、Googleデバイスともシームレスな連携を開始します。
手首からドアベルを設置した玄関前の映像を確認したり、双方向の通話によって配達員に荷物をドアの前に置くよう伝えることも可能。インターホンは短時間での反応が求められるため、手元から離れて通知に気づかないことがあるスマートフォンよりもスマートウォッチの方が便利なときもあります。
Google TVリモコンとして手首で番組を一時停止したり、音量調整、チャンネル変更も可能。Google Pixelとの連携もさらにディープになり、カメラアプリから天体写真を撮影したり、新しいレコーダーアプリで音声を録音したり、検索して書き起こし、Google Pixelに同期することも可能。Googleマップにオフラインでアクセスすることもできます。
UWBチップを搭載したことで、Pixel Watchを使って車のロックを解除したり、エンジンの指導も可能に。まずはBMWやMINIで利用できます。
41mmの価格はBluetooth+Wi-Fiモデルが52,800円、Googleストアで購入すると、次回以降の買い物で使える10,800円分のストアクレジットがもらえます。
45mmの価格はBluetooth+Wi-Fiモデルが59,800円です、Googleストアで購入すると、次回以降の買い物で使える12,800円分のストアクレジットがもらえます。
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