Pixelブランドの誕生以降、GoogleはPixel 6などのスマートフォンやノートPCのPixelbook、タブレットのPixel C|Slate、ワイヤレスイヤホンのPixel Budsなど多くのデバイスを開発しています。
何度も開発と発表の噂が報じられながら実現していないのがスマートウォッチ(仮称:Pixel Watch)です。今年は実機の写真をもとに作成されたレンダリング画像が公開され、10月発表とリークされたことで期待が膨らみましたが、結果は知ってのとおりです。
こういったことを繰り返しているので既にうんざりしている人もいるかもしれませんが、今回はPixel Watchに関する情報がかなり具体的に報じられています。
Fitbitよりも高額な価格設定に
The Vergeによると、Googleが今年買収したFitbitとは別のPixelハードウェアチームがPixel Watchの開発を手がけているとのこと。
デザインや見た目は一般的な時計と同じ丸型。ベゼルのないボディにオリジナルのバンドを組み合わせて使用するそうです。Apple Watchのような見た目を嫌う人にとっては朗報かもしれません。
複数のサイズが用意されるかは不明。Business Insiderによれば、Googleは90%の手首にフィットするよう開発しているそうです。電池持ちはそれほど長くないようで毎日の充電が必要。充電スピードもそれほど早くないとのこと。
Pixel Watchの販売価格はフィットネスバンドのFitbitよりも高く設定(最も高額なFitbit Senseは299ドル)されます。Apple Watchの直接的な競合になると報じられていますが、Apple WatchはPixelスマートフォンとペアリングできないのでバチバチにやりあうことはないでしょう。
心拍数の計測や歩数計などのフィットネス機能が搭載される予定で、Pixel WatchでFitbitとWearOSの統合(コードネーム:Nightlight)も計画しているとの驚きの情報も。
当然のことながら製品名は未定。社内ではPixel WatchやAndroid Watchと呼ばれていますが特定の呼び名は確認されていません。現在は開発チーム以外のGoogle社員がテストする段階に進んでいて、発売は2022年内を予定しています。
テストが順調に進めば春に発売される可能性もあるそうですが、となると発表の場はGoogle I/Oでしょうか。