6月10日、楽天モバイルのオリジナルスマートフォン「Rakuten Mini」において対応周波数帯の仕様変更があったことが明らかになった。
また、ウェブサイト上の対応周波数帯が更新されてなかったとしてお詫びしている。
ロットごとに3種類の対応周波数帯
楽天モバイルの発表によると「Rakuten Mini」にはロットごとに異なる3つの対応周波数帯が存在するという。
変更されたのはLTEの周波数帯。元々はBand 1/3/18/19/26/28/41に対応していたが、製品番号(IMEI)が351676110356716〜351676110680487のロットで新たにBand 5/38に対応。最新のロットではBand 1が削られ、Band 4が追加されたようだ。
ロットごとにことなる対応周波数帯をまとめると以下のとおりになる。なお、製品番号は「Rakuten Mini」の設定画面の端末情報→IMEIから確認できる。
- 製品番号(IMEI)が351676110356708以前の製品
- Band 1/3/18/19/26/28/41
- 製品番号(IMEI)が351676110356716〜351676110680487
- Band 1/3/5/18/19/26/28/38/41
- 最新の製品
- Band 3/4/5/18/19/26/28/38/41
楽天モバイルはBand 3で楽天回線を、Band 18/26でパートナー回線を展開しており、いずれのロットでも両方の周波数帯に対応していることから楽天回線およびパートナー回線で利用する場合は周波数帯の変更による影響はないとのこと。
ただし「Rakuten Mini」はSIMフリーであることから楽天モバイルではなくBand 1に対応した別のeSIMサービスを利用する人も存在するため対応エリアが狭くなるなど影響がある。
UPDATE:2020/06/11 13:45楽天モバイルはW-CDMAの対応周波数帯にも変更があったことを明らかにした
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