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楽天モバイルが600万回線突破。4ヶ月で100万回線の増加に

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Yusuke Sakakura公開日:2023/12/29 12:01
楽天モバイルが600万回線突破。4ヶ月で100万回線の増加に
3行まとめ
  • 楽天モバイルはユーザー増加の策とし、SPU優遇やポイント還元キャンペーンを実施
  • 新料金プラン「Rakuten最強プラン」では高速データ容量制限を撤廃
  • ユーザーの不満解消に向け、2024年早期にプラチナバンドの使用開始を目指す

楽天モバイルは2023年12月26日に携帯キャリアサービス(MNO)の契約数が600万回線を突破したことを明らかにしました。

データ通信量1GBまで・0円プランを提供していた時代に一度、500万回線を突破したものの、同プランを廃止したことで契約数が減少。

今年8月28日には再び500万回線を突破して、そこから約4ヶ月で100万回線増加したことになります。

2024年早期にプラチナバンドの運用開始目指す

楽天モバイルが短期間で契約数を伸ばした要因には、楽天モバイルユーザーなら楽天市場の買い物で毎日5倍のポイントが還元されるなど、12月1日に実施されたSPUの優遇が挙げられます。

また、今年1月には法人プランの提供開始。2月には紹介する方に7,000ポイント、紹介される方にも6,000ポイントを還元するキャンペーンがスタートすると、これまでに15万人以上が参加したとのこと。

6月には新料金プラン「Rakuten最強プラン」の提供がスタート。月額1,078円〜3,278円の料金はそのままに、パートナー回線エリア(国内)の高速データ容量制限が撤廃されました。

なお、9項目中8項目で1位を獲得し、総合1位を受賞したオリコン満足度調査では「加入手続き」「初期設定のしやすさ」「料金プラン」が高く評価された一方で、「通信速度」においては他社の評価を下回り、ユーザーからは「通話通信品質が悪い(遅い重い途切れる)」「電波が悪いので圏外になりやすい」「通信エリアが狭く通話が途中で切れる(今はかなり改善)」といった不満の声も確認されています。

こういった不満の声を解消するために必要なのが今年獲得したプラチナバンドの整備で、楽天モバイルは初期段階では主要都市部から優先的に対応し、2024年早期でのオンエア開始を目指すとしています。

契約数の推移
  • 2019年10月:5000人を対象に無料の先行サービス開始
  • 2020年4月8日:サービス正式開始
  • 2020年6月:100万回線を突破
  • 2020年12月:200万回線を突破
  • 2021年3月:300万回線を突破
  • 2021年4月:1GBまで0円プラン発表
  • 2021年9月:411万回線に到達
  • 2022年4月:500万回線を突破
  • 2022年6月:0円プラン廃止
  • 2022年6月末:477万回線まで減少
  • 2022年10月末:445万回線まで減少
  • 2022年11月末:444万回線まで減少
  • 2023年3月末:454万回線まで回復
  • 2023年8月28日:500万回線を突破
  • 2023年12月26日:600万回線を突破
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