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PR:RAKUTEN UN-LIMIT レビュー

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Yusuke Sakakura更新日:2020/06/10 8:02
PR:RAKUTEN UN-LIMIT レビュー

今年4月、第4のキャリアとして正式にサービスを開始した楽天モバイル。

料金プランは「RAKUTEN UN-LIMIT」のただ1つ。データ使い放題、月額2,980円、1年間無料キャンペーンで話題になった料金プランを1ヶ月間利用してみた感想・評価を書いていきます。

It's GOOOOD!!

  • 楽天回線エリアはデータ使い放題
  • 300万人限定で1年間無料
  • 縛りなし
  • 今ならRakuten Miniが1円

TOUGH...

  • iPhoneは動作保証外
  • 通信が不安定
  • 楽天回線エリアが狭い

楽天回線エリアの全国拡大は来年3月

楽天モバイルは2019年秋にプレサービスを開始したばかり。まだまだ自社の基地局数が少ないため、楽天の基地局の電波を利用する「楽天回線エリア」と、auを展開するKDDIの基地局の電波を利用した「パートナーエリア」の2つが存在しています。

楽天回線エリアは2021年3月末に全国に拡大する予定ですが、2020年5月21日時点では北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、沖縄県の12都道府県で展開(全域ではなく一部に限定)されています。

楽天回線エリア外や電波の届きにくい地下と一部の屋内ではパートナーエリアに接続します。

濃いピンクが楽天回線エリア。まだまだ狭い
濃いピンクが楽天回線エリア。まだまだ狭い

屋外であれば快適そのもの。屋内でも圏外になることはほとんどありませんが、電波の入りにくい場所では移動していないにも関わらず突発的に圏外になることがあります。最近になって改善された気はしますが完全になくなったわけではありません。

こういった事象を解消するために必要なのが基地局の増設・増強。

プレサービス開始前は計画の遅れが指摘されていましたが、現在は当初の計画である3,432局に対して4,738局が稼働済み。稼働していない契約済みの基地局数が4,555局ということで基地局は順調に増えています。

なお、人口カバー率は2021年3月までに70%を目標にしているとのことで、楽天回線エリアが他3社と同じ範囲で使えるのはまだまだ先になりそうです。

サービスエリアのポイント
  • 対応エリアは「楽天回線エリア」と「パートナーエリア」の2種類
  • 楽天回線エリアの注意点
    • 一部の地域のみ
    • 突発的に圏外に
    • 全国で利用可能になるのは2021年3月末まで

今なら1年間無料でデータ使い放題

データ使い放題の「RAKUTEN UN-LIMIT」

「RAKUTEN UN-LIMIT」は月額2,980円でデータ使い放題。音声通話も「Rakuten Link」アプリを利用することで国内通話と海外(指定66の国と地域)から日本への通話もかけ放題です。

300万人限定の1年間無料キャンペーンが実施中ということもあって夢のようなプランですが、データ使い放題は楽天回線エリア限定。

パートナーエリアで1ヶ月間のデータ通信量が5GBを超過すると送受信最大1Mbpsに制限されます。データの繰り越しはありません。

前述したとおり楽天回線エリア内であっても地下や一部の屋内ではパートナーエリアに切り替わります。通勤や通学で地下鉄を利用していて、ストリーミングで動画を見たり、アプリをアップデートする場合は速度制限にかからないよう事前にダウンロードしたり、画質を落として視聴するなど工夫が必要です。

また、ヘビーユーザーが帯域を独占して通信速度が遅くならないように楽天回線エリアにも速度制限があります。速度制限の条件は公開されていませんが、記事執筆時点では1日で10GBを超過した場合に送受信3Mbpsに制限されることを確認しています。

WiMAX2+の速度制限(3日間で10GBを超過すると送受信1Mbpsに制限される)に比べればかなり緩めです。

データ通信量の目安
  • Amazonプライム・ビデオ
    • 1時間のビデオを最高画質でダウンロード: 約0.9GB
  • Netflix
    • 1時間のビデオを標準画質で視聴: 約1GB
    • 1時間のビデオをHD画質で視聴: 最大3GB

通常時の通信速度は安定して20Mbps前後を計測しています。他3社と比べると決して高速とは言えないものの、YouTubeやNetflixで動画を見たり、アプリをダウンロードしてもストレスを感じることはなく、ライブ配信の視聴時も映像が途切れるといったことはありません。

通常時の通信速度10GB/日を超過すると送受信3Mbpsに
左: 通常時の通信速度、右: 10GB/日を超過すると送受信3Mbpsに

プラン内容

RAKUTEN UN-LIMITのプラン内容

接続エリアの確認は?

5GB/月の速度制限があるパートナーエリアか、データ使い放題の楽天回線エリアか、どのエリアに繋がっているのか確認したい時はGoogle Playでダウンロードできる「my楽天モバイル」で確認できます。

接続中のエリアが表示される
接続中のエリアが表示される

いちいちアプリを起動するのがめんどくさい場合は「LTE Discovery」をダウンロードしましょう。ウィジェットやステータスバーに表示される周波数帯やを確認しましょう。「3」と表示されていれば楽天回線エリアに接続しています。

LTE Discovery
LTE Discovery

iPhoneでも利用可。動作保証対象外

iPhoneでも一部利用可。動作保証対象外

iPhoneは動作保証外と案内されています。

データ通信や通話は可能ですが、緊急地震速報や津波警報の受信、パートナーエリアでのSMSなど一部利用できない機能があります。

かけ放題で音声通話するために必要なRakuten Linkアプリやデータ通信量の確認に必要なmy楽天モバイルアプリもiPhoneでは利用できません。

なお、楽天モバイルはiPhoneを販売していないため、iPhoneのSIMロックを解除するか、Apple Storeなどで販売されているSIMロックフリーのiPhoneを購入する必要があるなど、他3キャリアに比べてiPhoneを使うハードルは高くなっています。

どちらのエリアに接続しているかを確認する方法はあります。通話アプリを起動して「*3001#12345#」に発信したあと「LTE」を選択。「Serving Cell Info」をタップして“sel_plmn_mnc”の値を確認すると、どちらの回線に接続しているかわかります。「11」と表示されていればデータ使い放題の楽天回線エリアに接続されています。

「*3001#12345#」に発信したあと「LTE」に進む
「*3001#12345#」に発信したあと「LTE」に進む
“sel_plmn_mnc”の値が「11」なら楽天回線エリアに接続中
“sel_plmn_mnc”の値が「11」なら楽天回線エリアに接続中
一部利用できるiPhone
  • iPhone XR
  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone SE(第2世代)
対応状況
  • 利用できる機能
    • データ通信
    • 通話
    • SMS(楽天回線)
  • 利用できない機能
    • SMS(パートナー回線)
    • APN自動設定 海外/国内
    • 接続回線の自動切替
    • 楽天回線エリアでの楽天回線への自動接続機能。自動接続ができない場合、楽天回線エリアでもパートナーエリアのデータ容量5GB/月を消費する場合アリ
    • ETWS
    • 緊急地震速報、津波警報の受信、緊急情報発信時の高精度な位置情報測位など
    • 110/119通話などでの高精度な位置情報測位

まとめ: とりあえず1年間無料で使うのがオススメ

まとめ: とりあえず1年間無料で使うのがオススメ

「RAKUTEN UN-LIMIT」を1ヶ月使ってみましたが、サブ回線としては非常に優秀です。

月額2,980円・データ使い放題・通話かけ放題は非常に快適。テザリングも使い放題なのでテレビ会議が多くなる在宅ワークやオンライン学習にもオススメ。

楽天回線エリアが全国に拡大して電波状況の弱い屋内で発生する突発的な圏外が解消した時はメイン回線に切り替えることも検討しています。

エリアの狭さに不安があっても1年間は無料なのでとりあえず新規で契約しておいて1年後に継続するか決めるのもいいでしょう。楽天モバイルは縛りがなく、いつ解約しても違約金が発生しないので好きなタイミングで解約できます。

なお、「RAKUTEN UN-LIMIT」を利用するには楽天回線対応製品の購入・用意が必要ですが、6月17日まで楽天のオリジナルスマートフォン「Rakuten Mini」の1円セールが開催中。契約事務手数料分の楽天ポイントをプレゼントするキャンペーンも実施中です。

「Rakuten Mini」の1円セールは在庫がなくなり次第終了、「RAKUTEN UN-LIMIT」の1年間無料キャンペーンは300万人限定なので検討している場合は早めに申込みしましょう。

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