現在の著作権法では著作権を侵害していると知りながら音楽または動画をダウンロードした場合、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金が課せられる。
従来は音楽と動画に限定されていたが、漫画村など海賊版サイトによる被害が深刻になったことを受けて著作権法改正の議論が開始。先日、スクリーンショットもダウンロード規制の対象に含まれた著作権法の改正方針が示された。
悪質な場合は刑事罰の対象に
今回の改正方針は著作権を侵害するコンテンツのダウンロード規制の対象を大幅に拡大するもの。音楽や動画だけでなくマンガや小説、論文、写真などすべてのコンテンツが規制の対象になり、今国会に改正法案が提出されて可決されれば来年にも施行される。
もう1つ重要なのはダウンロード規制にはPCやタブレット、スマートフォンでカンタンに画面を保存・記録できるスクリーンショットも含まれるということ。その手軽さからTwitterやLINEなどSNSで共有されることも多いスクショも対象になる。
また、朝日新聞によれば、海賊版サイトからのダウンロードや原作の複製、権利者に実害がある場合、反復行為などの悪質な行為は刑事罰の対象となり罰則が付けられるとのことだ。
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