ソフトバンク、新品スマホの機種のみ購入再開。「SoftBank Free Style」でXiaomi 15Tシリーズを販売

ソフトバンクが2025年11月28日から、オンラインショップでSIMフリースマホを直接購入できる「SoftBank Free Style」を開始しました。

対象は「Xiaomi 15T」と「Xiaomi 15T Pro」の2機種。いずれもライカ共同開発のトリプルカメラ、5,500mAhの大容量バッテリー、顔の向きを検出してスムーズな画面回転を実現するAIディスプレイなどを備えてハイエンドモデルです。

販売価格はXiaomi 15T（12GB/256GB）が64,800円。Xiaomi 15T Pro（12GB/256GB）が109,872円です。あわせて最大15,000円相当のPayPayポイントがもらえるキャンペーンも実施されます。購入はソフトバンクオンラインショップから可能です。

機種のみ購入に再注力？

ソフトバンクはここ数年、オンラインショップでの「機種のみ購入」を段階的に縮小していました。

昨年にはAndroidの販売を取りやめ、気づけばiPhoneの購入も不可に。

最近ではSoftBank Certifiedと呼ばれる認定中古品のみを扱う状況が続いていましたが、今回のSoftBank Free Styleによって、新品スマホの機種のみ購入が再開することになります。

今後、取扱機種も拡大していくことが予想されますが、専用枠を設けて端末を限定して提供している点を踏まえると、以前のようにすべての機種を端末単体で購入できる状況に戻るわけではなさそうです。

Xiaomi 15Tシリーズが回線とセット購入できないことを考えると、iPhoneなどセット購入できる機種は、SoftBank Free Styleとして販売されないものと思われます。

機種のみを購入のサポートページからは認定中古品のページに飛ばされる

機種のみ購入、他社の状況は？

機種のみ購入の対応状況は各社まちまちです。

ドコモは、iPhone 17シリーズやiPhone Airなど一部機種を除いて、機種のみ購入が可能。返却を条件に残価が免除される「いつでもカエドキプログラム」も利用できます。

auは、iPhone 17など最新機種でも機種のみ購入が可能ですが、「スマホトクするプログラム」は利用できず、支払い方法も一括払いに限定されます。

楽天モバイルは、iPhone 17などの最新モデルを対象に「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」で機種のみ購入が可能です。