2023年は折りたたみスマートフォンが熱い年でした。特に日本では、リードするSamsungの完成度の高いGalaxy Z Fold5、Galaxy Z Flip5に加えて、GoogleのPixel Foldを、Motorolaのrazr 40 Ultraといった新たな選択肢が登場したことで例年よりも高い注目を集める結果に。
ハードウェアが熱かった一方でソフトウェア、つまり折りたたみスマートフォン向けのアプリケーションは冷めていて、フル画面表示すらままならないものも存在しています。
X(旧Twitter)はよく利用するアプリで最適化されていないアプリの筆頭的な存在でしたが、ようやくPixel FoldとPixel Tabletでフル画面表示が可能になりました。
これまでPixel Foldでタブレットサイズのメインディスプレイにて、Xアプリを起動すると、通常のスマートフォンのように縦長の画面が表示され、左右に黒い余白が表示されていましたが、現在は画面いっぱいに表示されます。
この変更はXアプリを最新版にアップデートしなくても適用されます。
残念ながら黒い余白をつぶしてフル画面表示になっただけで、画面下に表示されるカスタムナビゲーションが横に移動して、タイムラインを縦長で見れるようになったり、iPadのように左にナビゲーション、中央にタイムライン、右側にトレンドといった3カラム表示には対応していません。
それでもこれからは指を精一杯伸ばしてボタンを押す必要はなくなりました。2024年はThreads、Instagramなど、より多くのアプリが最適化されることを期待します。
コメントを残す