
Xiaomiが2025年の最新フラグシップスマートフォン「Xiaomi 15」シリーズを正式発表しました。
Leicaのズミルックス光学レンズを採用したカメラシステム、新たなXiaomi HyperOS 2による最適化、さらにSnapdragon 8 Eliteの採用により、写真・動画撮影、ゲーム、AI機能のすべてが大きく進化しています。
なお、日本の公式サイトでも「近日発売予定」と案内されていたことから、間もなく正式発表があるものと予想されます。
Xiaomi 15 Ultra:最高峰のカメラ性能と洗練されたデザイン
Xiaomi 15 Ultraは、クラシックなカメラデザインを踏襲したデザインも特徴の1つ。
カラーはブラック、ホワイト、シルバークロームの全3色。新しい航空機グレードのガラス繊維とPUレザーを組み合わせたシルバークロームは、特にクラシックな見た目が際立っています。

もちろん最大の特徴はカメラです。今作も圧倒的なカメラ性能を実現するLeicaクアッドカメラシステムを搭載。14mmの超広角から200mmの望遠まで幅広い画角に対応します。
- メインカメラ:50MP ソニー LYT-900 センサー(1インチ)
- 超広角カメラ:50MP(14mm、Leicaレンズ)
- 望遠カメラ:50MP(70mm、最短10cmのマクロ撮影対応)
- ペリスコープ望遠カメラ:200MP(100mm-200mm、センサー内ズーム対応)
Leica Summiluxレンズと1インチのSony LYT-900イメージセンサーを組み合わせた広角カメラは、23mm/28mm/35mmの可変焦点距離に対応。望遠カメラは最短10cmまで近づいて細部まで鮮明に記録できるマクロ撮影に対応します。
最大の注目はメインカメラグレードの1/1.4インチの大型センサーを搭載した200MPのペリスコープ望遠カメラです。
Xiaomi 14 Ultraに比べて136%多くの光を取り込むことが可能になり、低照度環境でも明るくノイズの少ない写真が撮影できます。焦点距離は100mm、クロップズームによって200mmまで対応します。
動画は広角カメラとペリスコープ望遠カメラの両方が4K/120fpsの撮影に対応。広角カメラは光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を組み合わせることで、手ブレを最小限に抑えてプロ品質の動画撮影が可能です。
さらに、Dolby Vision対応の4K/60fps、10ビットLogビデオ録画にも対応しています。
今作もフォトグラフィキットが用意されます。
ホールド感を高めてブレを抑え、半押しでフォーカスロックできるシャッターボタン・長押しで連写ができるシャッターボタン、EV・シャッタースピード・ISO・ホワイトバランスを調整できるカスタマイズダイヤル、ズームレバー、素早くビデオ撮影ができるビデオボタンが利用できます。
また、取り外し可能なホールドをさらに高める親指サポートとシャッターボタンを備え、2000mAhのバッテリーを搭載しています。

ディスプレイは6.73インチの有機EL。解像度は3,200×1,440(WQHD+)、ピーク輝度は直射日光下でも快適に視認できる3,200ニト。
ひと目で通知や時間などの重要な情報を確認できる便利な常時表示ディスプレイは、リフレッシュレート1Hzに対応しています。
耐久性の面でも大きく進化しています。
Xiaomi独自の強化ガラス「Xiaomi Shield Glass 2.0」を採用したことで、落下耐性が最大16倍向上。CNC加工アルミニウムフレームやCorning Gorilla Glass 7iと組み合わせることで、高い強度を実現しています。
販売価格は1,499ユーロから

Xiaomi 15:コンパクトなボディにハイエンド性能を凝縮
Xiaomi 15はベストなコンパクトフラグシップ体験を謳うスマートフォン。
幅1.38mmの超薄型ベゼルによって94%の画面占有率を実現し、幅71.2mmながら6.36インチの巨大なディスプレイを搭載します。
さらに、厚さ8.08mm、重さ191gながら5,240mAhの大容量バッテリーを搭載。前作に比べて最大3時間もバッテリー駆動時間が向上しています。
小型・薄型・軽量ボディでも、フレーム強度が33%向上したアルミフレームと落下耐性が10倍向上したXiaomi Shield Glassによって耐久性は向上しています。
カラーはブラック、ホワイト、グリーンの3色。さらに、アルミニウムPVDプロセスによって金属が溶けたような見た目のリキッドシルバーも選べます。

Leicaトリプルカメラシステムは、14mmから120mmまでの焦点距離をカバー。
メインカメラには、Xiaomi 15 Ultraと同様にLeicaズミルックスレンズを採用。1/1.31インチのLight Fusion 900イメージセンサーとの組み合わせにより、暗所でもノイズを抑えたクリアな写真を撮影できます。
- メインカメラ:50MP(23mm、F1.62)
- 望遠カメラ:50MP(60mm、マクロ撮影対応)
- 超広角カメラ:50MP(14mm)
カメラ機能も進化しており、わずか0.6秒で撮影できる新開発の「Fastshotモード」を使えば、一瞬のシャッターチャンスも逃さず記録できます。
また、ポートレート撮影では、70mmのライカフローティングテレフォトカメラにより、自然なボケ味のある写真が撮影できます。
価格は999ユーロから、リキッドシルバーは1,099ユーロから。

Snapdragon 8 Eliteと新世代の冷却システム
Xiaomi 15シリーズには、最新のSnapdragon 8 Eliteが搭載されます。
前世代と比べてCPU性能は45%向上し、消費電力は52%削減。GPU性能も消費電力を46%削減しながら、性能は44%向上し、高負荷なゲームプレイでも安定した動作を実現します。
また、新世代のXiaomi IceLoop冷却システムが、ビデオ撮影やAI処理時でもデバイスの発熱を抑え、パフォーマンスを最大限に引き出します。
AIで進化、Xiaomi HyperOS 2
Xiaomi 15シリーズには、AIを活用した多彩な新機能が追加された「Xiaomi HyperOS 2」が搭載されます。
AIによるダイナミックな視覚体験

- AIシネマティックロック画面:映画のようにダイナミックなビジュアルのロック画面
- AIダイナミック壁紙:静止画とは異なり、AIが背景に動きを加えることで、まるで命が吹き込まれたかのような動きのある壁紙を実現
AIで生産性を加速
- AI検索:システムアプリが自然言語検索に対応。簡単かつ正確に情報を見つけることが可能に。
- AIライティング:テキストの作成、要約、修正、推敲をAIがサポート
- AI音声認識:録音した音声をリアルタイムで文字起こし。その後、自動要約を生成
- AI字幕と通訳:会議、通話、動画用のリアルタイムなバイリンガル字幕と同時通訳
- AI電卓:メモアプリで計算式を書くだけで計算が可能に
Geminiとの統合
- Geminiオーバーレイ:アプリを切り替えることなく、Geminiに素早くアクセス
- Gemini Live:Geminiと声で会話
- 画像生成:Geminiで画像生成
- Gemini拡張機能:Geminiを他のGoogleアプリやサービスに接続
マルチデバイスの改善
- AIジェスチャーリアクション:ビデオ通話中に簡単なジェスチャーで特殊効果を追加
- 新しいAIアート:人間が描いたラフな絵をAIで精巧に変換
- マルチデバイス操作:スムーズなパフォーマンスに消費電力を改善
- 統合カメラ:タブレットとスマホで撮影した映像を1つに統合してライブ配信
- Appleデバイスのフルサポート:ファイルや画像の転送、Mac上でHome Screen+の使用など
- Windowsとリンク:Windows PCから直接シャオミスマホにアクセス
Xiaomi 15 Ultra vs Xiaomi 15のスペックを比較
Xiaomi 15 Ultra | Xiaomi 15 | |
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デザイン | ||
素材 |
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サイズ |
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重さ | 229 g | 192 g |
ディスプレイ |
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カメラ |
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フロントカメラ |
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写真機能 |
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動画機能 |
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チップセット |
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メモリ | 16GB | 12GB |
バッテリー |
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ワイヤレス充電 |
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SIM |
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Wi-Fi |
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Bluetooth | 6.0 | 6.0 |
FeliCa | ?? | ?? |
防水・防じん | IP68 | IP68 |
USB | Type-C | Type-C |
セキュリティ |
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センサー |
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位置情報 |
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同梱品 |
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