「Xperia 1 III」の発売日・価格・スペック・新機能まとめ
Xperiaの噂・最新情報4月14日、ソニーが最新のフラグシップスマートフォン「Xperia 1 III」(エクスペリアワンマークスリー)を発表した。
スマートフォンとして世界初の4K・リフレッシュレート120Hz・HDR対応の有機ELディスプレイを搭載。12GBのメモリ、4,500mAhの大容量バッテリー、Snapdragon 888を搭載。ミリ波対応の5Gモデルをラインナップするなど大幅な進化を遂げている。
目次
- 1. 1分でわかる「Xperia 1 III」
- 2. デザイン
- 3. ディスプレイ
- 4. カメラ
- 5. 販売価格とストレージ
- 6. Xperia 1 IIIとXperia 1 IIのスペックを比較
- 7. 発表日と発売日はいつ?
1分でわかる「Xperia 1 III」
- スマホ初のリフレッシュレート120Hz・4K有機ELディスプレイ
- ゲームプレイ時に色の階調を適切に調整して標的を発見しやすくする「L-γレイザー」
- フラットスクリーンとエッジカットのメタルフレームボディ
- 指紋が目立ちにくいフロストガラスを採用
- カラーはフロストブラック、フロストグレー、フロストパープルの3色
- 4つのZEISSレンズ
- 新しい可変式望遠レンズをズーム性能が大幅に向上
- 標準のカメラアプリ廃止。Photography Proが標準アプリに
- フルステージステレオスピーカーで音質を維持したまま音圧を約40%も向上
- 12GBのメモリと256GBのストレージ
- Snapdragon 888
- ミリ波対応モデルあり
デザイン




Xperia 1 IIIは、フラットなスクリーンにエッジカットのメタルフレームを合わせたデザインを継続。
ZEISSレンズを左上に配置する背面は、指紋が目立つ光沢または鏡面仕様から指紋が目立ちにくいサラサラな質感のフロストガラス(すりガラス)に変更された。
左側面にはSIMカードスロット、右側面にはボリュームボタン、指紋認証センサーを内蔵した電源ボタン、エンボス加工されたカメラ専用のシャッターボタンが配置されている。
カラーはフロストブラック、フロストグレー、フロストパープルの3色。
ディスプレイ
Xperiaがついにリフレッシュレート120Hzに対応する。4K HDR 有機ELディスプレイはこれまでと変わらず、6.5インチの画面サイズや縦横比21:9のシネマワイドも同じ。
リフレッシュレート120Hzのディスプレイによって、スクロール時や対応する動画・ゲームの映像をなめらかに表示。ゲームをプレイする際には240Hzの残像低減技術やタップ抜けを防ぐタッチサンプリングレート240Hzにも対応。
新機能の「L-γレイザー」を利用することで黒や灰色など、ゲーム内の暗い部分を明るく表示することが可能になり、隠れている敵や障害物を見つけやすくなる。また、帯域ごとの音量調節が可能な新機能「オーディオイコライザー」によって敵の足音や銃声など、勝つために必要な特定の音を際立たせることも可能。ボイスチャットマイクの最適化によってボイスチャット時の雑音を除去してクリアな音声で利用できる。


ちなみに、画面サイズは変えずにボディの大きさが縦横ともに1mm小さくなっているため、多少は片手操作が快適になるようだ。重さは5g増えている。
カメラ
高評価のZEISSとコラボしたカメラは大きく進化した。
特に進化したのはズーム撮影で、新たに搭載した可変式望遠レンズは、従来の光学2.9倍ズームに加えて、より遠くの被写体を画質劣化なしで撮影できる光学4.4倍ズームを1レンズでカバー。
ペリスコープ構造を採用して中に並べたレンズをスライド移動させてズーム倍率を変える仕組みによって実現している。デジタルズームはAIを組み合わせた最大12.5倍仕様となっている。
ズームの倍率だけで言えば、同じペリスコープを採用するSamsungのGalaxy S21+ Ultraの光学10倍ズーム、最大100倍デジタルズームには及ばないが、高速・高精度・高追従のコンティニュアスAFと明るいレンズ、専用シャッターボタンによって動く被写体や暗所でもキレイに撮影できる。
大きな変更として標準のカメラアプリが廃止され、Photography Proが標準のカメラアプリに昇格する。細かな設定が必要でない場合は、新たに追加されたベーシックモードを利用することでこれまでのように気軽に撮影することもできる。




販売価格とストレージ
昨年発売されたXperia 1 IIの販売価格はドコモ版が123,552円、au版が133,600円でした。
おそらくXperia 1 IIIの販売価格は同程度になると予想されますが、中国版は8999人民元、日本円で約15万円に値上げ(Xperia 1 IIは7999人民元)とも噂されています。
Xperia 1 IIIとXperia 1 IIのスペックを比較
Xperia 1 III | Xperia 1 II | |
---|---|---|
サイズ | 165 x 71 x 8.2mm | 166 x 72 x 7.9mm |
重さ | 188g | 約181g |
ディスプレイ | 6.5インチ 縦横比21:9のシネマワイド 4K HDR有機EL リフレッシュレート120Hz | 6.5インチ 縦横比21:9のシネマワイド 4K HDR有機EL リフレッシュレート60Hz |
カメラ | トリプルカメラ+3D iToFセンサー 広角カメラ:12MP 可変式望遠カメラ:12MP、光学2.9倍+光学4.4倍 超広角カメラ:12MP ZEISS T*コーティング | トリプルカメラ+3D iToFセンサー 広角カメラ:12MP 望遠カメラ:12MP、光学2.9倍 超広角カメラ:12MP ZEISS T*コーティング |
チップセット | Snapdragon 888 5G | Snapdragon 865 5G |
メモリ | 12GB | 8GB |
ストレージ | 256GB/512GB(海外のみ) | 128GB |
microSDカード | 最大1TB | 最大1TB |
バッテリー容量 | 4,500mAh | 4,000mAh |
販売価格 | ? | ドコモ:123,552円 au:133,600円 |
発売日はいつ?
Xperia 1 IIIは、日本ではドコモ、au、ソフトバンクから6月中旬以降に発売すると発表された。価格は未定。
ドコモではauとソフトバンクが販売しないフロストグレーを含めた3色を取り扱う。
なお、auでは4月15日午前10時から予約受付を開始する。