Googleが午前2時に新型Pixelスマートフォン・タブレットを発表した約10時間後の13時からソニーが新型Xperiaスマートフォンを発表するなど、5月11日は大変な1日になりそうです。
ソニーが発表するのは最新のフラグシップスマートフォン「Xperia 1 V」でしょう。
先日公開された予告と共に公開されたティザー画像は巨大なセンサーを搭載するカメラがヒントになっていましたが、第2弾として登場したティザー動画では、世界初の2層トランジスタ画素積層型センサーの搭載も示唆されています。
Sony|Xperiaの公式YouTubeチャンネルで公開された23秒のティザー動画は光の描写をバックに「新世代のセンサー」のフレーズからスタートし、積層型のトランジスタや同じ色を2×2画素ずつ並べたクアッドベイヤー配列のセンサーが登場します。
2021年12月にソニーは世界初となる2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーを発表していましたが、いよいよ実機に導入されるのでしょうか。
高感度と高解像度の両立を実現するクアッドベイヤー配列により、夜間や光が入らない屋内でもノイズの少ない写真が撮れ、4つの画素を1つに束ねるピクセルビニングによって、多くの光を取り込んだ明るい写真も得られるはず。
噂によればメインレンズは12MPなのでセンサーの画素数は48MPになるでしょう。iPhone、Pixel、Galaxyのようにピクセルビニングせず、48MPのデータを記録できるかはわかりません。
カメラが搭載される背面パネルはツルツルのガラスではなく、粒々の加工が施されたプラスチック?ゴム?のような新しい素材を採用するようです。新しい素材と加工によって滑りにくくなっているため、カメラとしてもスマホとしても安心して使えそう。
噂ではフレームにローレット加工が施されているため、強くグリップして手ブレを抑えることもできるはず。もしかすると、各社が注力しているジンバルなど特別な機材なし・手持ち撮影でも強力に手ブレを補正するアクションカメラ機能に対応するのかも知れません。
特徴的な背面の上に配置されたカメラユニットには、LEDフラッシュライト、マイク、そして新世代のセンサーを搭載したZEISSレンズ、フレアを抑えるT*コーティング、そしてもう1つの見切れたレンズのようなモノも確認できます。
大幅な性能アップが期待できるカメラは出っ張りが増加するとも伝えられていますが、ティザー動画を見る限りではそれほど気にしなくても良さそうです。