ソニー、「Xperia XZ Pro」を2月発表か。5.7インチ・4K有機EL、デュアルカメラ搭載の噂
ソニーモバイルは、例年2月に開催される家電見本市、World Mobile Congressで新型フラグシップモデルを発表する。今年も2月に発表が見込まれているが、モデル名はPremiumではなく、「Xperia XZ Pro」になると報じられている。
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中国のMyDriversによると、ソニーモバイルは2月26日から開催されるWMCで「Xperia XZ Pro」を発表するようだ。公式サイトを撮影したリーク写真と共に詳細なスペックを伝えている。
Premiumモデルに取って代わる「Xperia XZ Pro」は、5.7インチ/4Kの有機ELディスプレイを搭載し、深さ1.5mの水中に30分間沈めても動作するIP68等級の防水・防じんに対応する。
プロセッサは最新のSnapdragon 845、メモリは大容量の6GB、ストレージは128GBを搭載する。microSDカードでストレージを拡張できるモデルに加えて、DSDSモデルもラインナップされるようだ。バッテリーは3,420mAhでOSにはAndroid 8.0 Oreoとなる。
注目のカメラは北米マーケティング担当副社長ドン・メサが「今年はデュアルカメラ対応モデルを複数発売する」と宣言したとおり、18メガピクセル/1.33μmと12メガピクセル/1.38μmのデュアルカメラと13メガピクセルのフロントカメラを搭載するようだ。メインカメラにデュアルカメラを採用するモデルは初となる。なお、デュアルカメラの特徴は一眼レフのように背景ぼかしを適用した写真を手軽に撮影できることだが、搭載有無の情報はないとしている。
おそらく、Xperiaファンが待ち望んでいるのは代わり映えしないデザインの刷新だが、今回の報道ではデザインについて言及はない。既に発表されているXperia XA2シリーズには左右のベゼルレスデザインが採用されているが、これが「Xperia XZ Pro」に採用されても物足りない。多くのユーザーはiPhone XやGalaxy S8のようなフルディスプレイに近いベゼルレスデザインの登場を待っているはずだ。
不思議なのは型番をXZからXZ1に進めながら、2月発売のフラグシップモデルで再びXZに戻るというところ。Xperiaに関しては発売前の情報が正確でないことも多いので話し半分に聞いておく方が良いかもしれない。
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