アップルが、12月13日にリリースした「watchOS 3.1.1」を取り下げたことが明らかになりました。
アップデート取り下げの原因はアップデート中に赤いビックリマーク(感嘆符)が表示され、全く動作しなくなる「文鎮化」するとの報告があるためと考えられます。
アップル、「watchOS 3.1.1」の配信中止
MacRumorsによると、アップルが「watchOS 3.1.1」の配信を一時的に中止したとのこと。手元のApple Watchでもアップデートファイルを削除すると、watchOS 3.1.1がダウンロードできなくなったことを確認しています。
Following complaints that the new watchOS 3.1.1 update is bricking some Series 2 Apple Watch models, Apple has temporarily pulled the update.
- 引用元
- MacRumors
「watchOS 3.1.1」の配信後、ユーザーからアップデート中にフリーズしたため、再起動したところ赤いビックリマークが表示されて動作しなくなる、いわゆる「文鎮化」したとの報告が確認されていました。文鎮化したApple Watchを自力で復旧することはできず、Appleに修理を依頼することになります。
同様の報告は「Apple Watch Series 2」に限定されていると報じられていますが、報告がないだけで他のモデルでも発生している可能性があります。実際のところ初代モデルのApple Watch向けのアップデートも配信停止となっています。
watchOS 3.1.1のアップデートファイルを削除する方法
「watchOS 3.1.1」は自動的にダウンロードされるため、既にiPhoneにダウンロードされている場合はApple Watchにインストールできてしまいます。
誤ってアップデートを適用して文鎮化する可能性があるため、iPhoneから削除することをオススメします。
アップデートファイルを削除するには、「Watch」アプリを開いて「一般」→「使用状況」に進んで「ソフトウェア・アップデート」を選択します。
赤文字の「削除」をタップしたあと、さらに「削除」を選択するとアップデートファイルを削除できます。
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