- Apple Watchが新バンド交換システムを導入、マグネット式になり省スペース化を狙う
- これによりスマートウォッチ本体のバッテリー大容量化が見込まれるとのこと
- 新システム導入のApple Watch Xは2024年か2025年に発売予定、マイクロLEDディスプレイ搭載
Appleはシリーズ史上最大のアップデートとなる新モデル“Apple Watch X”を準備しており、バンドの交換システムを現在のスライド式からマグネット式に変更される可能性が伝えられています。
これはAppleの未発表製品について最も信頼できるMark Gurmanが伝えたもので、同氏は既存のバンドがApple Watch Xでも使用できるのかについては言及していませんでしたが、レザーバンドが廃止になりファインウーブンに置き換わるとの予想を的中させたKosutamiはバンドの互換性が廃止されると伝えています。
新しいバンド交換システムで省スペース化→大容量バッテリー搭載
現在のApple Watchのバンド交換システムは、スマートウォッチ本体の溝にバンドの金属部分をスライドさせてバネによってカチっとはめ込み、本体裏側のボタンを押すとバンドが解放される方式です。
初代Apple Watchの登場からこれまでスライド式のバンド交換システムは、昨年登場したばかりの新モデルApple Watch Ultraも含めてすべての機種に採用されてきましたが、このスライド方式によって多くのスペースが犠牲になっていることから、新しいマグネット式に置き換えることでバッテリーの大容量化などに繋げる狙いがあるようです。
Oh and let’s talk about the exactly reason: current connectors takes a lot of space
— Kosutami (@KosutamiSan) December 20, 2023
バンド交換システムの刷新はApple Watchが進化するために必要なものですが、互換性廃止は大きな反発を生みそうです。すべてが一瞬にして使えないものになってしまうため、特にバンドコレクターは大きなショックを受けるでしょう。
また、Appleは環境保護のために、この秋からレザーバンドの新規販売を停止しているため、新しいバンド交換システムに対応したApple純正のレザーバンドも入手することはできません。
新しいバンド交換システムが導入されるApple Watch Xは2024年または2025年に発売される見込みで、薄型化された本体に高画質・高輝度・低消費電力といった特徴があるマイクロLEDディスプレイを搭載すると報じられています。
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