Appleは次世代iPhone向けにトップからボトムにかけて徐々に画面が湾曲したカーブディスプレイを開発していると報じられた。一体どういったデザインになるのか気になるところだが、高いクオリティのレンダー画像を作成することでおなじみのMartin Hajekがコンセプトイメージを公開した。
2020年以降に発売される次世代「iPhone」のコンセプトイメージ
Martin Hajekが作成した次世代iPhoneのコンセプトイメージは湾曲したディスプレイとそれに伴うカーブボディ、ボトム部分を覆うキーカバーが特徴的なデザインとなっている。カーブディスプレイを採用したスマートフォンは過去に「Nexus S」や「Galaxy Nexus」、「G Flex」などが発売されているが、次世代iPhoneのコンセプトイメージと並んでいるのは映画マトリックスに登場して話題になった「Nokia 8110」だ。
トップからボトムにかけて画面を湾曲させたカーブディスプレイのメリットは画面をスクロールする時の指の起動が直線ではなく弧を描くことからスクロール操作がスムーズになるといったもの。一方で机に置いて使うとガタツキなど小さくない支障があり、カーブの度合いが強ければ強いほど画面に映し出される映像は見づらくなってしまう。ボディのボトム部分を覆うキーカバーは文字を入力する時に邪魔になりそうだ。ディスプレイ上部の“切り欠き”は早ければ今年にも小型化され、来年には廃止になるといった噂もあるがコンセプトイメージではそのままになっている。
なお、Bloombergはカーブディスプレイは2〜3年先、同時に報じられたディスプレイに触れずに操作できる「タッチレスジェスチャーコントロール」も製品化は2年先と伝えた。いずれも開発の初期段階でキャンセルされる可能性もあるとのこと。
Martin Hajekが作成した次世代iPhoneのコンセプトイメージはiDrop Newsを通じて全10枚が公開されている。
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