Googleが昨年リリースした「Gboard」がついに日本語に対応した。Gboardには「Google日本語入力」が搭載されているため、AndroidやPCと同じ変換精度で文字入力が可能になる。
それだけではない。「Gboard」にはGoogle検索が詰め込まれているため、これまでのキーボードアプリとは一線を画す検索に特化したキーボードになっている。
あらゆる検索がキーボードで完結する文字入力「Gboard」
「Gboard」の特徴はキーボードの左上に配置された「G」ボタン。GボタンをタップするとすぐにGoogle検索、YouTube検索、Googleマップ検索にアクセスできる。
検索バーにキーワードを入力するとサイトやGIFアニメーションを含むGoogle画像、YouTubeの動画、Googleマップの検索結果が表示されてタップするとGoogleの短縮URLサービスで短くなったリンクが挿入される。
これまでLINEやTwitterでメッセージのやり取りをしてる時に調べ物をしたり動画を探す場面はいくつもあったはず。その度に異なるアプリを起動していたが「Gboard」を使えばその必要はない。わからないモノ、画像、動画、場所など全ての検索がキーボードだけで完結してしまう。
Gboardでは絵文字入力も非常にカンタン。iPhoneの標準キーボードでは膨大な絵文字から画面を何度も操作して目的のものを探す必要があったが、Gboardでは絵文字を検索することができる。また、キーボードアプリの人気機能「テーマ変更」にも対応。iPhoneで撮影した子どもやペットなどの写真をキーボードに反映できる。
iPhone 8 Plusなど画面サイズの大きいデバイスでは持ち手側にキーボードを寄せる「片手モード」にも対応している。なお、今年3月にはリアルタイム翻訳もサポートしたが今のところiPhoneでは利用できないようだ。
「Gboard」を利用するには専用アプリをインストールする必要があるが、Google検索アプリにもGboardが収録されている。キーボードを利用するにはアプリをインストール後、設定からキーボードの追加が必要となる。
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