Appleが日本時間6月11日午前2時からWWDC2024の基調講演を行います。
基調講演では、iOS 18など今年秋にリリースする次期OSを発表する予定ですが、その中でパスワードとパスキーを管理できるアプリを発表するようです。
1Passwordからの移行機能にも対応
Appleの未発表情報に関して最も信頼のおけるBloombergのMark Gurmanのレポートによると、AppleはiPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro、Windowsで動作するパスワード管理アプリを発表するとのこと。
WWDCで発表されるパスワード管理アプリは、複雑なパスワードの生成や自動入力、乗っ取り対策として有効な認証コードやパスキー、iCloudの同期機能(iCloudキーチェーン)を備え、アカウントやWi-Fi、パスキーなどをカテゴリ別に整理されると報じられています。
Appleは、すでにiCloudを連携したパスワード管理機能「iCloudキーチェーン」を提供していますが、WindowsやAndroidでは利用できません。
筆者を含めて多くの人が1Passwordを利用している理由は、そのマルチデバイス対応にあります。
Appleのパスワード管理アプリはWindowsには対応するものの、Android対応に関する情報はありません。もしAndroidに対応しないのであれば筆者は1Passwordを使い続けることになると思います。
Androidに対応するのであれば、使い勝手次第で乗り換えることになりそう。おそらくアプリは無料で提供されるはずなので費用を削減できます。1PasswordやLastPassからの移行に役立つインポート機能も備えるそうです
アプリはiOS 18、iPadOS 18、macOS 15と共に登場するため、提供時期は今年9月ごろになりそうです。
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