6月4日から開催される開発者向けのイベント、WWDC18で発表の噂はあるものの存在が疑わしいとされていた「iPhone SE2」の実機動画がリークされた。
「iPhone SE2」はiPhone Xの小型モデル?
中国のWeiboに「iPhone SE2」と主張する実機写真と動画がアップされ、Macお宝鑑定団blogや/LEAKSなどによってYouTubeでも拡散されている。
動画に登場する「iPhone SE2」は、ホームボタンがなく“切り欠き”のベゼルレスディスプレイが搭載されている。ロック画面には3D Touchで起動できる懐中電灯とカメラのボタンが配置され、画面を2回タッチしてスリープ解除にも対応。顔認証「Face ID」で画面ロックを解除している様子も収められている。
サイド部分は艶があるもののプラスチックのような素材で形状はラウンド型ではなくストレートでiPhone XとiPhone SEの要素がミックスされた不思議なデザインだ。背面には突起型のデュアルカメラを搭載。Appleロゴが無いようにも見える。
これまでの噂では、メタルボディにiPhone 7シリーズのA10プロセッサ、2GBのメモリ、32GB/128GBのストレージを搭載。ディスプレイは非ベゼルレスの4インチ〜4.2インチ。顔認証「Face ID」に対応せず、第2世代の指紋認証「Touch ID」を継続すると報じられていたが、今回の動画に登場した「iPhone SE2」はまるで異なる。
はっきり言えばただのiPhone Xの小型版だ。iPhone SEはデザイン等を使いまわすことで低価格を実現し人気を集めたがここまで全部入りになれば販売価格が高く設定されることは間違いなさそうだ。
なお、「iPhone SE2」は、これまで何度も発売の噂が報じられているが、実績あるリーカーのMing-chi Kuoはリソース不足から発表の可能性を否定。開発されたとしてもマイナーアップデートに留まるとの見方を示しているが、実機動画の登場をキッカケに新たな情報が出てくるかもしれない。
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