WBSニュースによると、シャープはOSにAndroidを採用した”新世代のガラケー”を今月下旬にも投入するそうです。
シャープが投入するフィーチャーフォンは、従来の携帯電話で採用されていた「折りたたみ」と「ボタン式の文字入力」を特徴としたモデルになるとのこと。早ければ今月下旬にもauから発売されるそうです。
「新世代のガラパゴス携帯」とも呼べる商品で、早ければ今月下旬にも販売を開始します。「アンドロイド」搭載のシャープの新型携帯電話は、「ボタン式の入力方式で折りたたみ型」というガラパゴス携帯の特徴を残したまま、スマートフォンに近い機能を使うことができます。早ければ今月下旬にもKDDIから販売を始める予定です。
引用元:シャープが新世代ガラケー:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京
実は4年前に発売されていたAndroid搭載のガラケー
WBSニュースでは、”新世代のガラケー”として報じていますが、従来の携帯電話の形でスマートフォン向けのOSを搭載するコンセプトを持ったモデルは、2011年6月にソフトバンクから発売された「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」があります。(当記事トップの画像)
同モデルの致命的な問題としては、ボディサイズが小さいため搭載するバッテリーも小さくなること。つまり、電池の持ち時間が短いことでした。「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」は、Android 2.3を搭載したモデルで、あれからAndroidもバージョンアップを繰り返しており、最新版と数年前にリリースされたAndroid 2.3では、最早別物といって良いほどのバージョンアップが施されています。
Androidの進化がバッテリーの持ち時間として良い方に出るのかは実際に使ってみるまではわかりませんが、実用に耐えうるレベルまでに向上していることに期待したいですね。
スマートフォンの保有率は未だ49.5%
情報通信機器の普及状況(総務省調べ)によると、携帯電話・PHSの保有率は94.5%で、このうちスマートフォンの保有率は49.5%となっています。
つまり、フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行は落ち着きつつあり、未だフィーチャーフォンを保有する人も多く、買い替えの需要は高いのかもしれません。にもかかわらず、各社が発表する新製品はスマートフォンがほとんど。
もしかすると、この時期のフィーチャーフォン投入は絶好のタイミングなのかもしれませんね。
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