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らくらくスマホが復活。価格5.5万円でオープン販売も、親へのプレゼントもかんたんに

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2024/10/31 23:55
らくらくスマホが復活。価格5.5万円でオープン販売も、親へのプレゼントもかんたんに

FCNTが10月31日に新製品発表会を開催し、らくらくスマートフォンを3機種発表しました。

らくらくシリーズのスマートフォンが発売されるのは、2022年2月発売の「らくらくスマートフォン F-52B」以来、約2年半年ぶり。レノボ傘下となってからは初となります。

これまでらくらくシリーズは、らくらくホン、らくらくスマートフォンとしてドコモから発売されていましたが、今作はドコモとワイモバイル、MVNO、さらにオープンマーケットでも購入が可能です。

オープンマーケットで購入可能になったことで、携帯ショップ等で本人自ら購入するのはもちろん、子どもが親へのプレゼントとして購入し、実家に直接配送したり、セットアップや必要なアプリをインストールしてから実家に配送することもかんたんになりました。

3機種のらくらくスマートフォンシリーズが登場

発表されたらくらくスマホシリーズは、ドコモから発売される「らくらくスマートフォン F-53E」と、ワイモバイルから発売される「らくらくスマートフォン a」、MVNOやオープンマーケットで販売される「らくらくスマートフォン Lite」の3機種です。

らくらくスマートフォン a / Lite

らくらくスマートフォンa

「らくらくスマートフォン a」と「らくらくスマートフォン Lite」は、らくらくシリーズ最大となる6.1インチのHD+液晶ディスプレイを搭載したスマートフォン。

バッテリーはシリーズ最大容量の4,500mAhで、購入時の電池持ちが4年間続く長寿命も推しポイントの1つ。健康管理機能として、arrows We2 Plusに搭載された生活習慣の改善に役立つ自律神経測定機能も搭載します。

3つの推しポイント
  • ポイント1:シンプルで迷わない操作画面と押すだけで迷わず戻れるあんしんのホームボタンを搭載
  • ポイント2:長く使えて、あんしん超寿命。らくらくスマートフォン最大4,500mAhバッテリー搭載
  • ポイント3:約5010万画素 高画素カメラ。自律神経測定で生活改善も

本体の左側にはマイクボタンを搭載。長押しするとGoogleアシスタントが起動して「明日の天気を教えて」と話すだけで明日の天気が表示されるなどアシスタント機能を利用できます。なお、生成AIアシスタントのGeminiに切り替えることも可能です。

また、マイクボタンの短押しすると「おまかせズーム」で、画面を拡大表示することができます。

音声で操作できる「Google assistant」
音声で操作できる「Google assistant」

チップセットはMediaTek Dimensity 7025、メモリは4GB、本体容量は64GBを搭載。最大1.5TBのmicroSD、nanoSIMとeSIM、おサイフケータイにも対応します。

どちらもスペックは同じですが、ワイモバイル版の「らくらくスマートフォンa」は、月額550円で看護師に何度でも健康相談ができる「かんたんHELPO」を追加費用なし・回数無制限で利用可能。

チャット形式で看護師にいつでも健康相談ができる「かんたんHELPO」
チャット形式で看護師にいつでも健康相談ができる「かんたんHELPO」

また、操作方法がわからない時は携帯ショップや電話サポート等でアフターサポートを受けられるほか、PayPayなどソフトバンクグループのアプリがプリインストールされるといった違いがあります。

「らくらくスマートフォン a」の発売日は11月7日。機種代金は31,680円、「大変踏み込んだ価格」として他社からのりかえなら9,800円で販売されます。オープンマーケットで購入できる「らくらくスマートフォン Lite」の発売日は12月6日、55,660円ですでに予約受付がスタートしています。

カラーはマゼンタ、ゴールド、ディープブルーの3色です。

左からマゼンタ、ゴールド、ディープブルー
左からマゼンタ、ゴールド、ディープブルー

ドコモ限定の「らくらくスマートフォン F-53E」

らくらくスマートフォン F-53E

ドコモから発売される「らくらくスマートフォン F-53E」は、伝統を守りながら成功体験を広げることで“史上最高”を謳うらくらくスマートフォン。

既存のらくらくユーザーにアンケートを取ったところ約90%が満足しており、握りやすさやボタンの配置などを変えずに、使い勝手を維持して欲しいという声があったとのこと。

要望に応じて画面サイズは5.4インチに大型化しつつ、持ちやすさを維持するために手になじみやすいラウンドフォルムを採用。中央配置の背面のカメラも維持し、バランスの良い画角で撮りやすく、指がカメラにかかりにくい仕様です。引き続きハンドソープやアルコール除菌も可能です。

手になじむラウンドフォルムを採用。指がかかりにくいカメラ配置は前モデルから継承されている
手になじむラウンドフォルムを採用。指がかかりにくいカメラ配置は前モデルから継承されている

画面の明るさは1.3倍になり、はっきりみやすいフルHD+の有機を採用。読みやすい新しいフォントも追加されました。

また、失敗したくないという要望に応じてカメラも強化されています。

画質に直結するイメージセンサーには、前モデルの1,310万画素から大幅にアップした5,030万画素のSony LYTIA 600Cを搭載。新たに光学手ぶれ補正を搭載することで、暗闇でも手ブレしにくいカメラになっています。

高画素センサーを活用した画質向上技術のピクセルビニングに対応。5,030万画素でそのまま出力することも可能です

カメラの性能は、らくらくスマートフォン a / Liteとarrows We2が同等。らくらくスマートフォン F-53Eは、それらを上回るだけでなく、arrows We2 Plusよりも大型のイメージセンサーを採用していることから、2024年に発売されたFCNT製のスマートフォンとしては最も高性能なカメラを搭載することになります。

らくらくスマートフォンユーザーの利用頻度が高い通話機能では、相手の声を聞きやすく調整したり、相手の声の速度を落として通話ができる機能に対応。さらにマスクでこもった相手の声を聞き取りやすく補正するなど、通話音質を向上する機能を多数利用できます。また、自分の声が小さい時に自動で音量をアップして相手に伝える機能や周囲の雑音を抑えて、クリアに届ける機能にも対応しています。

健康管理機能では、生活習慣の改善に役立つ自律神経測定機能も搭載します。

チップセットにはSnapdragon 6 Gen3を搭載。CPU性能が1.5倍になりサクサク操作できます。保存容量は64GBから128GBに倍増したことで、多くの写真や動画を保存できます。最大1.5TBのmicroSDにも対応します。

発売日は2025年1月下旬以降。なお、ドコモはらくらくスマートフォンLiteも12月上旬以降に発売します。

左からピンク、ゴールド、ネイビー
左からピンク、ゴールド、ネイビー
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