Google I/O 2025、5月21日3時から開催。話題の中心はAIに

Pixel 10、完全自社設計のTensorチップ搭載と共にモデムをMediaTekに変更か

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2024/12/16 11:59
Pixel 10、完全自社設計のTensorチップ搭載と共にモデムをMediaTekに変更か

Googleが2025年夏ごろに発売するPixel 10シリーズでは、新たなGoogle Tensorチップが搭載される見込みです。

次期Tensorチップは、基本性能が向上するようなマイナーアップデートではなく、開発パートナーであるSamsungの手を離れ、完全自社設計へ移行するビッグアップデートになると報じられています。

Google PixelはTensorチップを搭載することで、AIを活用した優れた写真編集や音声認識などを提供してきました。一方で、高い処理能力を求めるゲーマーなどからは不満の声も上がっており、大幅な性能向上を期待する声も少なくありません。

Tensorチップの完全自社設計への移行は、こうした期待に応えるものかもしれません。そして、Tensorチップだけでなく、通信機能を支えるモデムについてもGoogleは他社への移行を計画しているようです。

モデム変更に不安の声も

Android Authorityによると、Googleは完全自社設計に移行するTensor G5のチップにMediaTekのT900を採用する見込みです。

GoogleはQualcommのSnapdragon X75を含む他の選択肢も検討しましたが、MediaTekのT900を選択したようです。このモデムに関する詳細は不明で、具体的な選定理由も明らかではありません。

気になるのはPixelシリーズにMediaTekモデムの採用実績がないことです。ユーザーは多数の実績があり、信頼性の高いSnapdragonのモデムを求めているようです。

これまでの報道によれば、Googleは発熱や電池持ちの問題を認識していることから、今回のモデム選定にも慎重に対応していると期待されます。

Exynosモデムは初代Google TensorおよびPixel 6シリーズにおいて、突然圏外になる不具合や、発熱、電池持ちの悪化といった問題が指摘されていました。これらの背景を考えると、GoogleがSamsungのモデムを採用しないことは合理的な判断と言えます。

投稿規約
  • チャットサポートではないので質問は必ず記事を読んでから投稿してください。
  • 迅速な回答のために、質問する際は状況を細かく書いてください。最低限、画面にどういったメッセージが表示されているのかは必要です。
  • コメントに誹謗中傷を含む場合は、発信者情報開示請求を行います。
  • 攻撃的・侮辱的・過激・不快な表現を含む場合はIPアドレスを公開します。
  • VPNを使った書き込みおよび連投は承認されません。

コメントを残す

(任意)

あなたにおすすめ

Pixel 10 Pro Foldの画像が初公開。価格は値下げか

Pixel 10 Pro Foldの画像が初公開。価格は値下げか

Google Pixelの噂・最新情報2か月前
Google Pixel 9aが米認証取得。発売間近に

Google Pixel 9aが米認証取得。発売間近に

Google Pixelの噂・最新情報3か月前
発表間近。Pixel 9aのハンズオン動画が登場

発表間近。Pixel 9aのハンズオン動画が登場

Google Pixelの噂・最新情報3か月前
Pixel 9aの公式ケースが流出。発表日は3月19日か

Pixel 9aの公式ケースが流出。発表日は3月19日か

Google Pixelの噂・最新情報3か月前