
今年夏に発売されるPixel 10シリーズでは、ベースモデルも含めた全機種にトリプルカメラが搭載されると報じられています。
もちろん、ズーム撮影に特化した望遠カメラの性能は差別化されることが予想されていましたが、最新情報によると他のカメラもグレードダウンになるようです。
イメージセンサーが小型化
Android AuthorityがGoogle内部の情報筋をもとに、Google Pixel 10シリーズのカメラスペックについて報じています。
Googleは戦略を大幅に変更したPixel 6シリーズ以降、Googleはベースモデルにデュアルカメラ、Proモデルにトリプルカメラを搭載してきました。
Pixel 10シリーズでは、ベースモデルにも望遠レンズが追加して前機種トリプルカメラで統一する報じられていますが、それと引き換えに広角カメラと超広角カメラの性能もダウングレードするようです。
具体的には、画質に直結するイメージセンサーが小型化しています。センサーが小さくなると、特に暗所で撮影したときにノイズが大量に発生して画質が悪くなります。
Pixel 10 | Pixel 9a | Pixel 9 | |
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広角カメラ |
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超広角カメラ |
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望遠カメラ |
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ー | ー |
フロントカメラ |
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フルカスタムISPでの画質向上に自信?
イメージセンサーが記録した生の画像データは、ISP(Image Signal Processor)でノイズを低減することになります。Googleは新しいチップセット「Google Tensor G5」にフルカスタムISPを搭載することから、カメラの性能をグレードダウンしても最終的な画質には大きな影響がないと考えているのかもしれません。
ベースモデルのPixel 10のカメラはほぼ全面刷新となる予定ですが、Proシリーズについては、折りたたみスマートフォンのPixel 10 Pro Foldが、広角カメラのセンサーをPixel 9aと同じセンサーに変更するのみ。Pixel 10 Pro / 10 Pro XLはハードウェアの変更なしとのこと。
ProモデルもフルカスタムISPやAIによる画質向上、新しいカメラ機能の恩恵が受けられはずです。
Pixel 10 Pro / XL | Pixel 9 Pro / XL | Pixel 9 | |
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広角カメラ |
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超広角カメラ |
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望遠カメラ |
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フロントカメラ |
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トランプ関税の影響で米国では大幅な値上げか
Googleは、Galaxy Sシリーズのようにベースモデルにも望遠カメラを追加するものの、コストアップの影響で広角カメラと超広角カメラの性能引き下げることになりそうです。
また、トランプ大統領が大規模な関税措置を行ったことで、中国やベトナムで組み立てを行うGoogle PixelやiPhoneの大幅な値上げを米国内では(日本は影響なし)避けられません。
Googleに限らず、各メーカーはスペックを控えめにすることで、値上げをできるだけ抑えにかかることも予想されます。
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