Xperia 1 VIIの本体画像とプロモ資料流出。Xperia Intelligence搭載、パープル復活
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

ソニーの次期スマートフォン「Xperia 1 VII」の本体画像やプロモ資料をAndroid Headlinesがリークしました。
39枚もの画像が公開されており、Xperia 1 VIからの進化や新機能「Xperia Intelligence」の存在などが明らかになっています。
GMレンズは搭載せず?
Xperia 1 VIIの本体カラーはブラック、グリーン、そしてパープルが復活して全3色で発売されます。
デザイン時代に大きな変更はなく、上部と下部に厚めのベゼルを残したフラットな前面、フラットな背面、フラットなフレームで構成されるボックス型のデザインを継続しています。
フレームの右側には、指紋認証センサー内蔵の電源ボタン、音量アップ/ダウンボタン、シャッターキーを備えます。果たして顔認証は採用するでしょうか。
背面には、新超広角・広角・ペリスコープ式望遠レンズで構成されるトリプルカメラが搭載されています。
新超広角レンズは、Xperia 1 VIに比べてイメージセンサーが約2.1倍に大型化。夜間の景色や集合写真も細部まで高精細に捉えてクリアに撮影できるとのこと。
また、新超広角と広角カメラはフルサイズセンサーを搭載したデジタルカメラ並みの撮影を実現しているとのこと。
そのほか、マニュアルフォーカスによるテレマクロ撮影やZEISS T*コーティングを採用するようです。ティザー動画はGMレンズの搭載を期待させるものでしたが、今回リークされた情報からは確認できていません。
ソニーの技術をAIで再現する「Xperia Intelligence」
ティザー動画では、ソニーが各分野で培ってきた技術をXperiaに導入することも示唆されていました。ソニーは「Xperia Intelligence」と名付けて、テレビのBRAVIA、音楽のウォークマン、カメラのαシリーズで培ってきた技術を中心とした体験などをAIによって再現するようです。
例えば、BRAVIAの映像美をAIによってXperiaで再現するほか、AIによる音質向上や被写体を常に画面の中央に固定して撮影できるAI機能に対応するようです。
- ディスプレイ
- ソニーのテレビブランドBRAVIAの映像美をAIによってXperiaで再現。前面と背面に備えられた2つの照度センサーを使用して周囲の環境に合わせて、常に最適な明るさと色で表示
- ピーク輝度が向上。直射日光下を検知して視認性を向上する「サンライトビジョン」
- カメラ
- AIカメラワーク:被写体を常に画面の中央に固定して滑らかな映像を撮影
- オートフレーミング:引きと寄りの映像を同時に記録
- ミュージック
- ウォークマンで実績のある高音質部品を採用。有線接続時の高音質化を実現
- フルレンジステレオスピーカー:低〜中音域の音圧を約10%向上。よりクリアで立体感あるサウンドに進化
- ソニー独自のAI技術で高音域の表現力や微細な音の再現性が向上。圧縮音源をハイレゾ相当の高音質にアップスケーリング
バッテリーは大容量の5,000mAhで充電なしでも2日持ちの脅威的な電池性能を実現しているとのこと。また、OSバージョンアップ4回、セキュリティアップデート6年分に対応します。
なお、これまでの噂によると、チップセットにはSnapdragon 8 Elite、メモリは12GBと報告されていました。
カメラはすべてExmor Tセンサーを搭載し、ペリスコープ式望遠カメラのイメージセンサーは1/2インチに大型化するようです。
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