飛行機内でモバイルバッテリー使用禁止へ。発煙・発火相次ぎ持ち込みも「2個まで」
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
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年々増加するモバイルバッテリーの発煙・発火を受け、国土交通省が航空機内でのモバイルバッテリーの持ち込み・使用ルールを見直すと報じられました。
これまで国内では、預け入れや機内持ち込みに関する規制が中心でしたが、機内での使用まで踏み込んだ見直しは異例です。
機内持ち込みも制限強化
現在、日本国内ではモバイルバッテリーを荷物として預け入れることはできず、手荷物として機内に持ち込む場合も個数と電力量に上限があるだけで、使用に関しては明確な制限がない状態でした。
各紙報道によると、国土交通省は「持ち込み」と「使用」のルールを改定する方針で、持ち込みは1人2個までに制限される見通しです。
一方で「使用」については報道内容に差があり、現時点ではやや情報が錯綜しています。
FNNは、モバイルバッテリーを使ったスマートフォンの充電と、モバイルバッテリー本体への充電を禁止すると伝える一方、朝日新聞は、機内での充電を禁止し、モバイルバッテリーの使用については禁止を「推奨」する方向で検討していると報じています。
| 改正前 | 改正案 | |
|---|---|---|
| 機内持ち込み |
|
1人につき2個まで |
| 手荷物の預け入れ | 不可 | 不可 |
| 使用 | 制限なし | 本体の充電とモバイルバッテリーの使用禁止か |
消防庁の統計でも、リチウムイオン電池などに起因する火災は増加傾向にあり、国内でも航空機や鉄道で発火・発煙が発生した事例が報じられています。
なかでも、昨年1月に韓国で、機内の座席上の収納棚に置かれていたモバイルバッテリーが出火し機体が損傷した事案は、今回の議論を後押しする象徴的な出来事と言えそうです。
なお、早ければ4月にも新たな運用が始まる可能性があるため、春以降に旅行を計画している場合は、国交省の告示改正や各航空会社の案内を事前に確認しておくと安心です。






















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