Google、5年ぶりにセキュリティチップ「Titan M3」投入か。Pixel 11には3D顔認証の噂も
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
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Googleが、セキュリティチップを約5年ぶりに進化させる可能性が出てきました。
Pixel 3シリーズで初めて「Titan M」が導入され、その後、初代Google Tensorと同時に「Titan M2」へアップグレードされています。
これまでのTitan Mと最新のM3に期待されること
Telegramで活動する実績のあるリーカーMystic Leaksによると、GoogleはメインプロセッサのTensor G6とセキュリティチップの「Titan M3」を開発しているとのことです。
現時点で挙がっているのは、Tensor G6のコードネームが「Google Epic」、Titan M3のファームウェアが「longjing」という点のみ。具体的な仕様や搭載時期など、踏み込んだ情報は出ていません。
Titan M3のアップデート内容は、過去のアップデートから推測するしかありません。
初代Titan Mは、スマホの起動時にシステムが改ざんされていないかを厳しくチェックし、パスワードなどの重要情報を守るためのセキュリティチップとして登場しました。そして3年後にアップデートされたTitan M2では、チップにレーザーを当てたり電圧を操作して突破を狙うような「物理的な攻撃」への耐性も強化。さらにGoogle独自設計を採用したことで、解析や攻略はより困難になっています。
- Titan M(2018年)、Pixel 3以降
- 起動プロセスの改ざんを防ぐための仕組み(ブートローダー領域の保護)や、ロック画面での総当たり攻撃への耐性、秘密鍵の生成・保存をより強固にする仕組み(StrongBox/KeyStore関連)
- Titan M2(2021年)、Pixel 6以降
- RISC-Vベースの自社設計プロセッサへ移行し、速度やメモリを強化。さらに、電磁解析や電圧グリッチ、レーザーフォールトインジェクションといった“物理的な攻撃”への耐性
Titan M3は、こうした高度なセキュリティ保護をさらに高める方向でアップデートされる可能性があります。
一方で、Pixel 11シリーズでは3D顔認証が搭載されるとの噂もあることから、顔データや認証用の鍵をOSやアプリの世界から切り離し、専用の領域で守るという考え方は、これまで以上に重要になりそうです。もし数年ぶりに生体認証が大きく進化するなら、それを支える土台として、ハードウェアレベルの保護機能も一段引き上げられる展開も考えられます。




















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