Google Pixel 10aの画像登場。ベゼル狭小化、Pixelsnap対応に期待
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Googleの次期ミッドレンジスマートフォン「Google Pixel 10a」の画像が登場しました。
見た目の印象は現行のPixel 9aから大きく変わらず、Google Pixelシリーズの象徴的な存在であるカメラバーの姿は姿を消しています。
AppleのiPhone Airに対して、超薄型を謳いつつもカメラの出っ張りがあることで「なぜフラットにしないのか」という声も聞かれますが、出っ張りがないことで個性が薄れ、デザインとしてのインパクトが弱くなるのも事実。
Pixel 10aはフラットな背面でどこまで見た目の個性を出せるのか注目されますが、そのひとつはカラーになるでしょう。前作ではポップなピンクが採用されました。
CADデータから判明したPixel 10aのサイズ
今回の画像は、著名なリーカーOnLeaksがケースメーカーなどから入手した詳細な寸法を含むCADデータをもとに作成。AndroidHeadlinesが公開したものです。
そのため、Pixel 10aのサイズ情報も明らかになっており、画面サイズは6.2インチ、本体サイズは153.9 x 72.9 x 9mmとされています。
| Pixel 10 | Pixel 9 | |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 6.2 インチ | 6.3インチ |
| 縦 | 153.9 mm | 154.7 mm |
| 幅 | 72.9 mm | 73.3 mm |
| 厚さ | 9 mm | 8.9 mm |
ベゼルが薄型化
画面と本体がわずかに小型化しているのはベゼル(ディスプレイ周りの黒いフチ)が薄くなったことが理由のようです。
実際にPixel 9aと比較すると、明らかにフレームが薄くなっており、見た目の改善と没入感の向上が期待できます。

一方で厚みだけが増している点も注目です。これは、新しいマグネット式のアクセサリ「Google Pixelsnap」への対応によるものかもしれません。
Pixelsnap対応の可能性

Pixelsnapは、Pixel 10シリーズで初めて採用された15W/25WのQi2ワイヤレス充電と、MagSafeのように背面にピタッと吸着して固定できるマグネットアクセサリです。
マグネットを活用することで、位置ズレを防いで高い効率でワイヤレス充電できるほか、
- 片手操作をサポートするリング
- 動画視聴に便利なリングスタンド
- カードを収納できるウォレットケース
- 撮影で便利な三脚
といったアクセサリを使用できるようになります。Pixel 10aも対応すれば、ミッドレンジながら利便性が一気に高まりそうです。
Pixel 10シリーズよりゲーミングは快適に?
チップセットには、最新のGoogle Tensor G5ではなく、クロックアップによって高性能化されたTensor G4が採用される可能性があります。
そのため、Pixel 10シリーズに搭載されている、うまく写真が撮れるように画角などアドバイスしてくれる「カメラコーチ」や、欲しい情報を必要なタイミングで教えてくれる「マジックサジェスト」といった便利なAI機能が利用できないと考えられます。
一方で、ゲーミングについてはTensor G4を搭載するPixel 10aの方が快適にプレイできるかもしれません。





















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