iPhone 18 / 18eは最高のオンデバイスAIに対応?メモリは現行以上、Pro未満か
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

AppleはWWDC26で、Apple Intelligenceの大幅なアップグレードを発表しました。
新しいSiri AIは、画面上の内容を認識したうえで、ユーザーに代わってアプリを操作したり、複数のアプリをまたいだ作業を実行したりできます。これまでの音声アシスタントというより、iPhoneの中で動作するAIエージェントに近い存在へと進化します。
同時に発表されたiOS 27は、iPhone 11シリーズ以降で利用できますが、Apple Intelligenceに対応するのはiPhone 15 Pro以降のモデルのみ。
さらに、最も高性能なオンデバイスAIを利用できるのは、現時点ではiPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxのみです。
Appleが今後発売するiPhoneで、最も高性能なオンデバイスAIの対応機種を増やし、買い替えを促していくことはほぼ間違いないでしょう。一方で、すべてのモデルに同じAI体験を提供するのではなく、Proモデルや上位モデルとの差別化も行われるはずです。
筆者は、iPhone 18は最も高性能なオンデバイスAIに対応する一方で、エントリーモデルに位置づけられるiPhone 18eは対応しないのではないかと予想していました。
しかし、最新の情報を見る限り、iPhone 18とiPhone 18eのどちらも対応する、またはどちらも非対応になる可能性が出てきました。
iPhone 18 / 18eのメモリは9GBに増量か
Appleの未発表製品について実績のあるMing-Chi Kuo氏によると、2027年春に発売される見込みのiPhone 18とiPhone 18eは、メモリ容量が9GBに増量されるとのこと。
具体的には最新のA20チップが搭載され、1.5GBのダイを6枚組み合わせることで、合計9GBのメモリを実現するとしています。現行の下位モデルは、2GBのダイを4枚使った合計8GBです。
9GBというメモリ容量は絶妙です。
というのも、現時点で最も高性能なオンデバイスAIに対応しているiPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxは12GBのメモリを搭載しています。一方、現行の標準モデルは8GBです。
つまり、9GBは現行の標準モデルと上位モデルの中間に位置する容量であり、AppleがAI機能の対応範囲を広げるために、下位モデルの最低ラインを引き上げようとしている可能性があります。
もちろん、iPhone 18とiPhone 18eのどちらも最も高性能なオンデバイスAIに対応する可能性もあれば、どちらも対応しない可能性もあります。ただ、少なくとも次世代のApple IntelligenceやSiri AIをより快適に動作させるための増量であることは間違いなさそうです。
最も高性能なオンデバイスAIはProモデル限定になるのか
Apple Intelligenceは、今後も大きく進化していくはずですが、どこまでの機能が、どこまでのモデルに展開されるのか気になるところです。
現時点で最も高性能なオンデバイスAIに対応するのは、A19 Proを搭載するiPhone AirとiPhone 17 Proシリーズのみです。
トリプルカメラやProMotionディスプレイのように、最も高性能なオンデバイスAIを利用するにはProチップを搭載したモデルを購入する必要がある、という構成になる可能性もあります。
現時点で最も高性能なオンデバイスAIの恩恵は、Siriの表現力豊かな音声や音声入力の精度向上などにとどまっています。すべてのユーザーにとって必須の機能とは言えず、AirPods Proが買えそうな金額を上乗せしてまで選ぶ理由としては弱いのが正直なところです。
ただし、AIの進化は非常に速く、今後は最高のオンデバイスモデルでしか利用できない魅力的な機能が追加される可能性があります。
スマホは今が一番安いかもしれない
もう1つ無視できないのが価格です。
AppleはMacとiPadの価格を大幅に引き上げましたが、その背景にはメモリ価格の急騰があります。
AI向けサーバーやデータセンターでは大量のメモリが必要とされており、メモリメーカーも高収益が見込めるクラウドAI向けの供給を優先しています。その結果、スマートフォンメーカー向けのメモリは後回しにされやすく、調達コストが上昇しています。
さらに、メモリ価格は来年以降も高止まり、またはさらなる上昇が見込まれています。iPhone 18 / 18eのメモリが増量されるのであれば、そのぶんコスト増の影響を受けることになります。
今年はスマホを買う時期ではない、という見方もありますが、来年安く買えるとは限りません。
むしろ、次期モデルでは値上げされる可能性の方が高く、秋発売が予想されるiPhone 18 Pro / 18 Pro Max、来春発売が予想されるiPhone 18 / 18eについても同様でしょう。
一方で、現行のiPhoneはまだ値上げされていません。次期モデルの新機能に強い興味がなく、できるだけ安く新しめのiPhoneを購入したいのであれば、価格が据え置かれている今のうちに購入するのが最善かもしれません。






















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