携帯端末向けソフトウェアプラットフォームの開発を促進する団体「Open Handset Alliance」(OHA)に新たにソフトバンクモバイルやソニー・エリクソン、東芝など14社が参加したことが明らかになりました。
OHAは、GoogleやT-mobile、クアルコムなど34社が設立した団体で最近ではGoogleが開発した携帯端末向けOS「Android」の企画提案を推進しています。
NTTドコモやauは設立時に参加しています。
Open Handset Alliance
OHAにソニー・エリクソンや東芝、ソフトバンクなどが参加
今回、OHAに参加することになった企業は、AKM Semiconductor、ARM、ASUSTek Computer、Atheros Communications、Borqs、Ericsson、Garmin International、Huawei Technologies、オムロンソフトウェア、ソフトバンクモバイル、ソニー・エリクソン、Teleca AB、東芝、ボーダフォンの14社。
国内の携帯電話キャリアでは、OHA設立時に参加していたNTTドコモとauにソフトバンクモバイルが加わったことにより主要3キャリアがOHAに参画することになりました。
NTTドコモでは、2009年にAndroidケータイを発表・発売することを明らかにしていますが、ソフトバンクモバイルは「現時点では、まだAndroid搭載端末の発売といった発表はないが、将来的に重要なプラットフォームに発展していく可能性があり、OHAへの参加によってプラットフォーム発展に寄与したい」とコメントしており、早いうちのリリースはないものの将来的には発売する可能性があるようです。
ちなみに、携帯端末製造メーカー世界最大手のNokiaや、米携帯電話事業者のVerizon、iPhoneをアメリカでの販売を手がけるAT&TなどはOHAに参加していません。
ちょっと仕組みがわかりませんが、OHAに参加していなければAndroidケータイを発売することが出来ないのでしょうか?