パナソニック、auへの夏モデル供給中止さらにAndroid開発?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

原因として、auに供給する端末は他の2キャリアに比べて独自性が必要であり、高い付加価値をつけた端末を提供することが難しくなっているとのこと。
パナソニックモバイルコミュニケーションズが2009年夏モデルをauに供給しないことを明らかにしました。
原因としては前述した通りですが、担当者の話によれば「端末を提案したが、見送りになった」とコメント。また、今回の端末供給は見送るものの、2009年秋冬モデルについては供給を再開するとのこと。
さらに、パナソニックモバイルコミュニケーションズでは、2010年に海外再進出を目指しており、Androidケータイの開発も行っている事を明らかにしています。
パナソニックと言えば、シャープに次いで国内2位のシェアを誇る人気メーカー。
端末をリリースすれば、高い売り上げを見込めるメーカーでauにとってもシェア拡大を計算できる優良メーカーです。しかし、そのような企業であっても納得の行かない製品を提供されれば、却下(見送り)するという所にプロ意識を感じますね。
NTTドコモとソフトバンクモバイルの端末が発表されましたが、似通った端末があり、中にはそっくりそのまま供給しているメーカーさえありました。それを容認してしまうキャリアがある中でこの見送りという判断には感動さえ覚えますね。(見送られた端末がNTTドコモやソフトバンクモバイルで発表された端末と似通ってたのかはわかりませんが・・・。)