パナソニックモバイルコミュニケーションズは、auへ2009年夏モデルの端末供給を中止すると発表しました。
原因として、auに供給する端末は他の2キャリアに比べて独自性が必要であり、高い付加価値をつけた端末を提供することが難しくなっているとのこと。
なんとパナソニックもAndroidを開発?!
asahi.com(朝日新聞社):パナソニックモバイル、KDDIへの夏商戦向け携帯電話端末の供給中止 – 日刊工業新聞ニュース – デジタル
パナソニックモバイルコミュニケーションズが2009年夏モデルをauに供給しないことを明らかにしました。
原因としては前述した通りですが、担当者の話によれば「端末を提案したが、見送りになった」とコメント。また、今回の端末供給は見送るものの、2009年秋冬モデルについては供給を再開するとのこと。
さらに、パナソニックモバイルコミュニケーションズでは、2010年に海外再進出を目指しており、Androidケータイの開発も行っている事を明らかにしています。
出せば売れるメーカーを却下するau。
パナソニックと言えば、シャープに次いで国内2位のシェアを誇る人気メーカー。端末をリリースすれば、高い売り上げを見込めるメーカーでauにとってもシェア拡大を計算できる優良メーカーです。しかし、そのような企業であっても納得の行かない製品を提供されれば、却下(見送り)するという所にプロ意識を感じますね。
NTTドコモとソフトバンクモバイルの端末が発表されましたが、似通った端末があり、中にはそっくりそのまま供給しているメーカーさえありました。それを容認してしまうキャリアがある中でこの見送りという判断には感動さえ覚えますね。(見送られた端末がNTTドコモやソフトバンクモバイルで発表された端末と似通ってたのかはわかりませんが・・・。)