
KDDIがiPhoneユーザー向けにRCS(Rich Communication Services)の提供を開始しました。
対象はau、UQ mobile、povo1.0で、povo2.0は対象外となっています。
電話番号でも画像や動画の送受信が可能に
これまでiPhoneとAndroid間のメッセージは、電話番号を使ったSMSまたはMMSが使われていましたが、テキストの文字数や送信可能なファイルの修理に制限があったことから、LINEを使っている人がほとんどです。
今回のRCS対応により、デフォルトのメッセージアプリでも、高画質な写真・動画・スタンプ・音声メッセージの送受信が可能に。さらに、返信中(書き込み中)であることを示すインジケーター、既読・未読の状態も表示されるようになりました。
RCS | SMS | |
---|---|---|
送信料 | 無料 | 3.3円/通 |
最大文字数 | 全角2,730文字 | 全角670文字 |
既読・未読確認 | ◯ | X |
写真・動画・スタンプ | ◯ | X |
グループメッセージ | ◯ | X |
添付ファイル | ◯ | X |
リアクション | ◯ | X |
RCSの利用には申し込みと設定が必要
iPhoneはiOS 18でRCSに対応したものの、通信事業者の対応も必要でした。今回、日本で初めてKDDIが対応したことになります。
RCSを利用するには、オプションへの申し込みが必要です。さらに、iOS 18.4へのアップデート後、設定画面のアプリ>メッセージ>RCSメッセージに進み、RCSメッセージのスイッチをオンにします。
KDDIはRCS対応に合わせて、RCSのやり取りで利用できる「なつかしの絵文字スタンプ」を配信中。App Store から専用アプリをダウンロードすることで利用できます。
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