ポータブルWi-Fiにウイルスが混入。USB接続でPCにも感染。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

「ポータブルWi-Fi」混入しているウイルスは、USBメモリやリムーバルディスクを介して感染する形式のもので、感染している「ポータブルWi-Fi」をパソコン等に接続するとパソコンがウイルスに感染するとのこと。
バッファローによればウイルスに感染した「ポータブルWi-Fi」は、一部の製品とのこと。しかしながらどの製品にウイルスが混入しているかは調査中としており、現在どの「ポータブルWi-Fi」がウイルスに感染しているかがバッファローでも把握できないとのこと。
NTT東日本よりレンタルサービスとして展開されている「光ポータブル」については、対象台数が把握できており、対象になるのは8月3日~9月10日に発送された「光ポータブル タイプA」と「光ポータブルタイプB」。
ウイルスが混入されているシリアルナンバーも明らかにされており以下から確認することができます。モバイルWi-Fiルータ「光ポータブル」の一部へのウイルス混入について(PDF)
また、ウイルスに感染していた場合、製品の初期化作業を行うことでウイルスを駆除できるとのこと。
ウイルスが混入していた原因としては、製造過程の検査にて検査用のパソコンがウイルスに感染していたことと発表しています。
「ポータブルWi-Fi」はNTTドコモのFOMA網が使えることやバッテリーの持ち時間が長いことから好評を得ていただけに今回のウイルス騒動は勿体無いですね・・・。ちなみに、NTTドコモから提供される「ポータブルWi-Fi」については販売を見合わせており、NTT東日本の「光ポータブル」については今後出荷する物についてはウイルスを除去した製品を届けるようですよ。
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