au、CDMA版のiPhone4発売についてノーコメント
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2010年4月~12月までの営業収益は前年度同期比0.5%減、営業利益も1.3%と減収減益になったようです。
今回の決算発表の中で先日VerizonWiressから発売が明らかになったCDMA版のiPhone4について質問があったものの、田中社長は「ノーコメントとさせてほしい」と回答しています。
iPadが日本で発売される際にドコモがいろいろ喋ってしまったことがドコモがiPadを発売できなかった理由の1つとして挙げられたりしていますが、それを警戒してノーコメントとしたのか本当に何も決まっていないのか気になります。
また、昨年の11月に発売が開始された「IS03」の初期動向についてもコメントをしています。
「IS03」の出荷台数は明らかにされませんでしたが、予想を上回る売れ行きで、順調に推移しているとのこと。
販売内訳としては機種変更が92%を占めており、フィーチャーフォンの1.5倍の機種変更率示しているとのことからauのユーザーがどれだけ新しいスマートフォンを待ち望んでいたかがわかりますね。
購入したユーザーの年齢層は20代~30代といった若年層が2/3占めており、男女比では男性7割、女性3割となったようです。これに対してauでは「通常、スマートフォンの初期動向では圧倒的に男性の購入が多くなるが、IS03は女性に受け入れられているのが特徴」とコメントしています。
「IS03」が売れている事を考えるとauとしては無理にCDMA版のiPhone 4を発売したいという気持ちはそこまで無いのかもしれませんね。「IS03」のCMでau=Androidというカラーが強くなってしまっただけに今更iPhoneを発売というのもちょっと違うのかなーとも思ったりしています。
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