auが2010年度第3四半期連結決算を発表しました。
2010年4月~12月までの営業収益は前年度同期比0.5%減、営業利益も1.3%と減収減益になったようです。
IS03の初期動向についてコメントも。
決算説明会2011年3月期 | 決算説明会 | KDDI株式会社
今回の決算発表の中で先日VerizonWiressから発売が明らかになったCDMA版のiPhone4について質問があったものの、田中社長は「ノーコメントとさせてほしい」と回答しています。
iPadが日本で発売される際にドコモがいろいろ喋ってしまったことがドコモがiPadを発売できなかった理由の1つとして挙げられたりしていますが、それを警戒してノーコメントとしたのか本当に何も決まっていないのか気になります。
また、昨年の11月に発売が開始された「IS03」の初期動向についてもコメントをしています。
「IS03」の出荷台数は明らかにされませんでしたが、予想を上回る売れ行きで、順調に推移しているとのこと。
販売内訳としては機種変更が92%を占めており、フィーチャーフォンの1.5倍の機種変更率示しているとのことからauのユーザーがどれだけ新しいスマートフォンを待ち望んでいたかがわかりますね。
購入したユーザーの年齢層は20代~30代といった若年層が2/3占めており、男女比では男性7割、女性3割となったようです。これに対してauでは「通常、スマートフォンの初期動向では圧倒的に男性の購入が多くなるが、IS03は女性に受け入れられているのが特徴」とコメントしています。
「IS03」が売れている事を考えるとauとしては無理にCDMA版のiPhone 4を発売したいという気持ちはそこまで無いのかもしれませんね。「IS03」のCMでau=Androidというカラーが強くなってしまっただけに今更iPhoneを発売というのもちょっと違うのかなーとも思ったりしています。
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