総務省は、ソフトバンクモバイルが提供するiPhone向けの2段階のパケット定額プランの広告表示に不適切な内容があったとして、ソフトバンクモバイルに対して原因の究明と適正な表示を行うように行政指導を行いました。
自動通信によるパケット課金をユーザーに告知してなかったとのこと。
ソフトバンク、一部のスマートフォン利用者にパケット自動通信の告知漏れ – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
総務省の行政指導は、iPhoneの自動通信によりパケット料金が課金され、ユーザーが2段階のパケット定額プランを契約していた場合、自動通信により下限額を超えてしまうという事象に関するもの。
スマートフォンであれば、iPhoneに限らずこのような自動通信を行っていますが、ソフトバンクモバイルがこの事象をユーザーに告知していなかったため、総務省は行政指導に踏み切ったようです。
行政指導に対してソフトバンクモバイルでは、iPhoneの2段階のパケット定額プランを契約しているユーザーに対して、月額料金から下限額である1029円を1ヶ月分減額することを発表しています。減額の申し込みは5月12日(木)に解説されるWebページにて7月31日まで受け付けるとのこと。