Appleが今秋にも発売する「iPhone 5」をauが販売すると日経ビジネスが報じています。
ソフトバンクモバイルに大打撃?
情報元:KDDI、「iPhone5」参入の衝撃:日経ビジネスオンライン
日経ビジネスの報道によれば、auは今年の11月頃から「iPhone 5」を販売するとのこと。
AppleではiPhoneを発売するキャリアに対してノルマを課しており、auには年間出荷台数の2割の販売台数に相当する年間200~300万台という販売台数のノルマが課されることになっているようです。
さらに、ソフトバンクモバイルではiPhone用のパケット料金プランとして他のスマートフォンよりも約1000円安い料金を提供しており、auにも同様のプランを用意する様にAppleから強制されるとのこと。
フィーチャーフォン全盛期の頃は一時期数ヶ月連続で純増数No1を記録したauですが、スマートフォンの時代に乗り遅れて徐々に純増数を減らし、最近はiPhoneを最大の武器とするソフトバンクモバイルに契約数でも抜かれると用意に予測できる程になっていました。
これだけの代償を払ってもiPhoneを獲得することで純増数の増加とユーザーの囲い込みを狙ったのでしょうね。
また、この報道が真実であれば、iPhoneを日本で販売するキャリアはauとソフトバンクモバイルの2キャリアとなり、実質ソフトバンクモバイルのiPhone独占販売状態(ソフトバンクモバイルはAppleと独占販売契約自体は結んでいません)は解消されることとなります。
これは、ソフトバンクモバイルにはかなりの打撃となるでしょうね。だって、携帯電話の販売ランキングを見てもソフトバンクモバイルの機種がランクインしているのは新機種発売直後を除けばずっとiPhoneのみという状態ですから。