アップルは自社工場を持たず、他社にオーダーして製品を作っていますが、2010年に中国の工場で作業員が連続して自殺をするなど、労働環境について批判されており、これを受けて(なのか)取引先の企業を公開しました。
取引先企業の公開はティム・クックの意向?
情報元:アップル、部品調達先を初公表 ソニーなど156社 :日本経済新聞
アップルが取引先を公開した狙いは、悪条件の労働環境を指摘されたことを受けて取引先の企業を公開することで労働環境等の透明性を高めるといったもの。
また、アップルの製造に関する取引先の企業や製造網を確立したのは現CEOのティム・クックで、今回アップルが取引先の企業を公開したのはティム・クックの意向と見られています。
前CEOのスティーブ・ジョブズは徹底した秘密主義でしたが、CEOが変わったことで徐々に変わっていくのかもしれませんね。
ちなみに、公表された企業は156社でインテルやサムスン電子などの海外企業やソニー、パナソニック、シャープ、東芝、NEC、銭屋アルミニウム製作所、東陽理化学研究所、大真空、村田製作所、旭化成といった日本の企業も含まれています。
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