本日よりソフトバンクモバイルが900MHz帯を利用した携帯電話向けのサービスを開始します。900MHz帯は従来の2.1GHz帯と比較してより遠くかつ障害物の裏側に周り込んで届く特性により、電波状況の改善が見込まれています。
プラチナバンド対応機種は10機種程度。
これまで発売された全機種でプラチナバンドを利用できるわけではなく、対応機種は以下の10機種+2012年夏モデル全機種となっています。・iPhone 4
・iPhone 4S
・iPad 2
・新しい iPad
・PANTONE 4(105SH)
・001HT
・X06HT
・X06HT II
・X04HT
・X05HT
プラチナバンドの対応エリアはごくわずか。
プラチナバンドは全国で一斉に開始されるわけではありません。サービス開始段階での対応エリアはたった3%と報道されています。ソフトバンク プラチナバンドあす開始(産経新聞) – livedoor ニュース
今後の予定(人口カバー率)は以下の通りです。
・2012年度:22.2%
・2016年度:99.9%
ちなみに、ソフトバンクが定義している人口カバー率は市役所に電波が届いていればその市町村はカバー率100%となるため、あまりアテにできません。
プラチナバンドの恩恵を受けることができるのはまだまだ先。
ということで端末については2012年夏モデルから全機種プラチナバンド対応となりますが、ユーザーが即買い換えられるわけでもありません。さらに、基地局の整備には4年~5年でようやく人口カバー率が99.9%に届くというところですから、ソフトバンクユーザーがプラチナバンドの恩恵を受けることができるのはまだまだ先となりそうです。
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