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auのiPhone5、LTEのエリア誇張表記を理由に無償解約できるケースあり

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2014/10/11 23:27
auのiPhone5、LTEのエリア誇張表記を理由に無償解約できるケースあり

15件中2件で無償解約できたケースあり

毎日新聞によると、auがLTEの人口カバー率を誇張していたことを理由に無償解約できたケースが2件あったとのこと。

米アップル社の「iPhone5」で高速通信サービスを受けられるエリアをカタログなどで広く表示していたとして、消費者庁がKDDI(au)に景品表示法違反で再発防止を求める措置命令を出した問題で、3月末までの7カ月間に東京都消費生活総合センターへ15件の相談があり、うち2件が解約料なしで解約できていたことが22日分かった。

情報元:au:無償解約2件 エリア誇張問題で- 毎日jp(毎日新聞)

LTE自体の人口カバー率は14%ではないことから、仮にユーザーが誇張表記を理由に解約を申し出たとしても通常どおり9975円の解約金を払う必要があるとされていましたが、場合によっては解約料なしで解約できることがわかりました。

一連の不当表示によって措置命令を受けたKDDI。今回の内容を受けて、仮に利用者が解約を申し出た場合も通常通りの解約処理となる。通信サービスとしては提供されており、前述した通り、下り37.5MbpsのLTEエリアが使えているためだという。

情報元:KDDIが景表法違反、iPhoneのLTEサービスに不当表示 – ケータイ Watch

よくよく考えると下り37.5Mbpsの対応エリアも併記していたのであれば、LTE自体の人口カバー率が14%ではなく、サービス自体も提供できているというauの対応に納得がいきますが、そもそも下り75Mbpsの人口カバー率しか記載していないにもかかわらず「LTE自体の〜」などと言われても納得がいくわけがありませんよね・・・。

また、誇張表記に関する処分については、幹部クラスの一部報酬を返上するという「社内での不祥事に対する処分」かと思うような内容で、ユーザーへの誠意ある対応にはなっていないような気がします。

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