本日午後よりauが、来週の14日(水)にはドコモが2014年夏モデルの発表会を行うわけですが、ソフトバンクモバイルは今後当面のあいだ新製品発表会を行わない方針であることを明らかにしました。
孫氏「発表する機種はiPhoneと数機種のAndroidスマートフォン」→「どれだけ意味があるのか」
ソフトバンクモバイルは5月7日に決算発表会を開催し、孫正義社長は現在の携帯電話市場においてはスマートフォンがメインとなっており、発表する製品はiPhoneと数機種のAndroidで二極化していることから発表会をやる意義があるのかとコメントしたようです。孫社長はソフトバンクの決算発表会で、「これまでは発表会を年に2回か3回開いていた。数十機種を発表していたころは必要性があったが、現在ではiPhoneと数機種のスマートフォン、その数機種もみなAndroidという状況。それを発表会という形でやる意味がどれだけあるのだろうか」として、「iPhoneはAppleが発表会をやっているし、われわれは発表会は役割が変わったのかな、終わったのかなと思っている」と述べた。
引用元:ソフトバンクモバイル、新端末発表会を見送りへ 孫社長「役割終えたのでは」 – ITmedia ニュース
この発言に対してTwitterでは「ソフトバンクがやる意味は終わったのでは?」といった反応や「単に発表するものがない」などの否定的な反応がある一方で「正しい判断」という賛成の意見も比較的少ないながらもあるようです。
完全にSIMフリーならそれもいいが役割終えたはまだ早い。ただ単にソフトバンクに大々的発表できるネタが無いだけか?>孫社長「発表会の役割終えた」 #ldnews http://t.co/meLmHgGz6Q
— 和人よ? (@pTwTq) 2014, 5月 7
確かに。RT @nagaimichiko: こういうとこ、正直さすがだと思う。通信は土管だとわりきってるな。RT @a_matsumoto: “ソフトバンクモバイル、新端末発表会を見送りへ 孫社長「役割終えたのでは」 http://t.co/gVWUViFrcJ
— Miho Iizuka (@zukamiho) 2014, 5月 7
※孫氏は「われわれは発表会は役替りが変わったのかな、終ったのかなと思っている」ともコメントしており、全ての携帯電話事業者が新製品発表会をやる意義がなくなったとは言ってません。iPhoneが異常に売れる日本市場ではしょうがないことなのかも
ちなみに、ソフトバンクモバイルの最近のラインナップを振り返ってみるとこんな感じになっています。- 2011年冬ー2012年春モデル:9機種
- 2012年冬ー2013年春モデル:6機種
- 2013年冬ー2014年春:3機種
年を追うごとにだんだん発表機種数が減っているわけですが、日本の総人口1億2700万人に対して契約者数が1億3700万人を超えるなど飽和状態になっていることに加え、スマートフォンの登場で起きたフィーチャーフォンからスマートフォンに移行する動きもだんだんと収まってきているので発表機種を減らすのは理解できますね。
ただ、新製品が発表され、触ってもないのにああだこうだと賞賛したり、文句言ったりするのが楽しい僕みたいな変わった人にしてみればやっぱりちょっと寂しい気持ちがありますかね。
まぁ、でもやっぱり日本ではーー特にソフトバンクではiPhoneが異常に売れて他が売れないので仕方がないことなのでしょう。
ちなみに、孫氏はもう絶対やらないと言ってるわけではなく、変化が起きて状況が変わればまたやると発言しています。
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