Googleが日本時間の6月26日から開催する開発者向けのイベントGoogle I/O 2014にて健康管理サービスの「Google Fit」を発表すると米フォーブスが報じています。
Google I/Oではウェアラブルデバイスも発表か
米フォーブスの情報によれば、Google I/O 2014では健康管理サービスの「Google Fit」と開発者向けに提供される「Google Fit」のAPIが発表されるとのこと。Google is planning to launch a new health service called Google Fit to collect and aggregate data from popular fitness trackers and health-related apps, according to multiple sources with knowledge of the company’s plans. It will launch the service at the Google I/O conference for developers, being held on June 25 and 26.
引用元:Exclusive: Google Wants To Collect Your Health Data With ‘Google Fit’ – Forbes
「Google Fit」のAPIでは、ウェアラブルデバイスが取得したユーザーの健康情報にアクセスすることができ、開発者はそれらを用いて健康管理アプリを開発することができるようになるかと思います。
また、GoogleはAndroidをウェアラブルデバイスに搭載するプロジェクト「Android Wear」を今年3月に発表しており、Google I/Oではなんらかのウェアラブルデバイスが発表されることも期待されます。
Google Glassの世界展開はいつごろに?
今回の情報が本当であれば、Googleがいよいよウェアラブルデバイス市場に本格参入することとなります。Googleのウェアラブルデバイスといえば、「Google Glass」ですが、現在はアメリカ在住であれば、エクスプローラプログラムに参加して誰でも「Google Glass」を入手できる(ただしベータ版)ものの、世界展開の見通しは明らかにされていません。
▼Google Glassエクスプローラプログラムへの参加申し込みフォーム
ただ、Google Glassは、日本国内で無線技術を用いた製品を販売する前にかならず通過しなければいけないJATEと技適を通過し、Google Glassの音声操作アプリが日本語に対応するなど、アメリカ以外での展開に向けてGoogleは着々と準備を進めています。
Google Glassの一般販売はまだ先になるかもしれませんが、エクスプローラプログラムがアメリカ以外にも開放され、近いうちに日本で「Google Glass」を正しく入手し、電波法に反することなく利用できる可能性は十分にあるかと思います。
発表する場所、タイミングとしてGoogle I/O 2014は最適だと考えられますが、さてどうなるでしょうか。26日午前1時から始めるGoogel I/Oの基調講演を楽しみに待ちたいと思います。
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