ドコモの新料金プラン「ahamo」(アハモ)がついに26日(金)にスタートします。
昨年12月に発表直後にスタートした先行エントリーは2ヶ月程度で150万件を超えるなど、auのpovoやソフトバンクのLINEMOよりも契約希望者が多いことから開始直後は受付の殺到が予想されます。
この記事では、ahamoをスムーズに契約・プラン変更するために必要なものや準備しておくもの、契約する際の注意事項をまとめています。ahamoの料金プラン内容や対応機種はこちらからどうぞ。
ahamoの受付開始時間
ahamoは3月26日(金)午前10時から受付を開始します。契約をスムーズに進めるため、それまでに必要なものを準備しておきましょう。
ahamoの契約・申し込み・サポートはオンラインのみ
ahamoは新規契約、のりかえ、ドコモからのプラン変更を含めてオンラインだけで申し込みができます。ドコモショップや電話窓口では契約できません。
データ移行を含む各種機種操作のサポートは受けられず、サービス内容の相談も専用のチャットサポートのみになります。サービス開始前からチャットサポートを利用できるので不明点は事前に確認しましょう。
ahamoの契約にはdアカウントが必要
ahamoを契約するにはdアカウントが必要です。
dアカウント(旧docomo ID)はドコモが提供する各種サービスとdアカウントを使ってログインできるサービスを利用する際に、本人確認のために必要なアカウントで、ドコモの契約有無に関わらず作成可能です。
新規契約、のりかえ、ドコモからのプラン変更を含めて申し込みがオンラインだけで可能なahamoを契約する際には、このdアカウントが必要になります。作成手順はこちらで紹介しているので事前に作成しておきましょう。
また、d払いやdマガジン、dTVなどドコモのサービスを使ったことがある人やドコモの契約者であれば新規契約や機種変更の際に作成している場合があります。IDやパスワードを忘れてしまった場合はこちらの手順を参考にして確認しておきましょう。
また、dアカウントの作成のほかにオンライン発行dポイント番号の登録が必要になります。手順は以下の記事で詳しく紹介しています。
必要な本人確認書類
新規契約/のりかえの場合は以下の本人確認書類(いずれか1点)が必要になります。
- 運転免許証(都道府県公安委員会発行のもの。国際運転免許証除く)
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- マイナンバーを取得・保存することは一切ありません
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
- 療育手帳
上記の本人確認書類を持っていない場合は以下の書類と補助書類が必要です。なお、クレジットカードで支払い手続きする場合は補助書類が不要。キャッシュカードで支払い手続きする場合は健康保険証を除いて補助書類は不要です。
- 健康保険証
- 住民基本台帳カード(顔写真があるもの)
- 在留カード+外国発行パスポート
- 在留資格が「永住者」の場合は、外国発行パスポートは不要
- 公共料金領収証
- 発行日から3か月以内で、現住所が記載のもの。契約者名義のものに限る
- 住民票
- 発行日から3か月以内かつ、現住所記載のもの。「マイナンバー(個人番号)」が印字されていないものに限る
支払い方法
ahamoは口座振替またはクレジットカード払いのみ対応しています。請求書払いは利用できません。
新規契約の場合は、クレジットカードとキャッシュカード(一部利用できない金融機関・金融機関店舗ある)が必要。
ドコモからahamoに変更する場合、口座振替またはクレジットカード払いを設定している場合は支払い方法が引き継がれます。
なお、請求書払いを設定している場合は、口座振替またはクレジットカード払いに変更したうえでahamoにプラン変更する必要があります。
のりかえ時はMNP予約番号が必要
ドコモからahamoに変更する場合はプラン変更となるため、MNP予約番号は必要ありません。
一方で、電話番号を継続するために他社からのMNPでahamoを契約する場合はMNP予約番号が必要になります。即時発行してくれる事業者もありますが、発行までに時間がかかる事業者もあるのでなるべく早く発行しておきましょう。
ahamoの注意点・デメリット
契約時の機種購入は公式サイトで
ahamoの契約と同時に機種を購入する場合はahamo公式サイトから申し込むことができます。
ラインナップはiPhone 11/Galaxy S20 5G/Xperia 1 IIの3機種。iPhone 12などを購入したい場合は、ドコモオンラインショップで購入する必要があります。
2021年6月まで機種変更不可
ahamoにプラン変更後は2021年6月まで機種変更はできません。買い替えを検討している場合は、事前にドコモオンラインショップ等で機種変更をしてからahamoにプラン変更しましょう。
ファンクラブなど自動退会になる場合アリ
ahamoは「docomo spモード決済」に対応していないため、ahamoにプラン変更すると、docomo spモード決済で利用しているファンクラブやサービスが自動的に退会になります。
過去に利用していたデータなどが消失する場合があるため、事前にクレジットカード払いなど他の決済方法に変更しておきましょう。
キャリアメールは利用不可
ahamoに変更するとキャリアメール(@docomo.ne.jp)は利用できなくなります。キャリアメールを登録しているサービスからメールが届かなくなるため、事前にメールアドレスをGmail等に変更しておきましょう。
なお、プラン変更後も「+メッセージ」は利用できます。
故障・修理時もオンラインのみ
ahamoにプラン変更すると、ドコモショップへの持ち込み修理が利用できなくなります。
故障した場合はオンライン修理受付サービスからの受付のみ。修理の間、代替機の貸し出しを希望する場合は2,200円が必要になります。
なお、iPhoneはオンライン修理対象外。故障した場合は「ケータイ補償サービス」または「Apple修理サービス」を利用することになります。修理代金に「修理代金サポート」は適用されません。
ケータイ補償サービスはahamoに変更後も継続されます。
事前に申込・変更・廃止が必要なサービス
ドコモからahamoにプラン変更する場合は、事前に申込・変更・廃止が必要なサービスがあるため確認しておきましょう。
特にシェアパックを契約している場合は事前に解約手続きが必要です。代表回線の場合はシェアグループの代表回線を変更した後で解約を、子回線の場合はシェアパックを解約する必要があります。なお、プラン変更のみの場合はシェアグループの廃止と同時にプラン変更も可能です。
現在の契約内容はこちらのリンク先から確認できます。
プラン変更で自動廃止になるサービス・割引
ドコモからahamoにプラン変更すると、留守番電話や転送電話など以下のサービスは自動で廃止されます。
家族割の「みんなドコモ割」も廃止になりますが、家族割対象の回線となるため、ahamoにプラン変更後も家族割の割引額は変わりません。
コメントを残す