Amazonが最新のKindleデバイス「Kindle Scribe」を発表しました。
Kindleシリーズ初のペン操作に対応したデバイスで、2種類のペンを使って本に直接手書きでメモを残すことができます。
価格は47,980円。すでに予約受付がスタートしており、年内に発売されます。
手書きメモに対応したまったく新しいKindleデバイス
まったく新しいKindle Scribeは、シリーズ初のペン操作対応モデルです。
10.2インチの巨大かつ300dpiの高密度なスクリーンに表示される本に直接手書きでメモを残すことが可能。さまざまなテンプレートが用意されていて、ToDoリストを作ったり、会議のメモを取ることができます。
Kindle本だけでなく、PDFやWord、保存したWebページ、画像など多数のファイルをサポート。他のデバイスで手書きメモを確認できる機能もすぐに追加される予定です。
対応するペンは「スタンダードペン」と「プレミアムペン」の2種類。
+4,000円のプレミアムペンでは、消しゴム機能とペン・マーカーの切り替えなどのショートカットボタンを利用できます。
iPad Air(第5世代)よりも薄く軽量なボディは、Kindle Oasisから引き継いだ左右非対称のデザイン。ベゼルを片方の手で持って本体を固定しながらペンでメモ書きが可能。ペンを吸着できる(充電不可)マグネットと充電用のUSB-C端子も備えます。
ページをただめくるだけのKindleと違って、Kindle Scribeはペン操作によって画面を頻繁に書き換える必要があるため、消費電力が大幅にアップします。電池持ちは、1日30分の読書する場合、最大12週間利用できますが、毎日30分間ペン操作した場合、最大3週間にまで落ち込みます。
なお、ディスプレイは液晶や有機ELではなく、電池持ちに優れ、文字が見やすく、光で直接目を照らさないフロントライト方式で目が疲れにくいE-Inkディスプレイを引き続き採用しているため、これまでどおり読書も快適です。
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