Appleは毎年9月に新型iPhoneを発表しており、今年は全4機種ラインナップで全モデルが5Gに対応したiPhone 12シリーズが発表されると噂されている。
新型コロナウイルス感染拡大によって開発が計画どおり進まず、発売日が10月以降になると報じられていたが、今日決算発表を行ったAppleがこれを認めた。
「新製品の供給は昨年よりも数週間遅れるだろう」
Appleが2020年第3四半期の決算を発表した際にCFOのLuca Maestriが「知っているように昨年は9月下旬に新型iPhoneの販売を開始した」「今年は数週間後に供給可能になると思う」と異例のコメントをした。
2017年11月3日に発売された「iPhone X」や2018年9月12日に発売された「iPhone XR」といった前例が近年にもあるため発売日が遅れること自体は珍しいことではないが、Appleが正式発表前に発売の遅れを認めることは非常に珍しい。
Luca Maestriは記者から質疑応答で発言の確認を求められると「1年前の9月下旬に新しいiPhoneを発売したと言った。そして、今年は新製品の供給は昨年よりも数週間遅れるだろうと言った」と再度コメントしたようだ。
Appleが「供給が数週間遅れる」と発言したことで発売日の遅れが確定した。昨年のiPhone 11シリーズは9月20日に発売されたため、3週間の遅れで10月中旬ごろの発売となる。
通常は発売日の約10日前にスペシャルイベントが開催されて新型iPhoneの発表となるが発表日まで遅れるかはわからない。
噂によればiPhone 12シリーズは5.4インチ、6.1インチx2機種、6.7インチの全4機種がラインナップされる見込み。冒頭で書いたとおりすべて5Gに対応する予定で有機ELディスプレイを採用するようだ。
5.4インチモデルは初代iPhone SEとiPhone 8の中間サイズになると噂されていて理想的な小型のフラグシップモデルになる可能性がある。
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