アップルが今月配信を開始したばかりの「iOS 9」で夜間の自動OSアップデートに対応したことがわかりました。
iOS 9、1時〜5時の自動アップデートオプションを提供
アップルが公式にアナウンスしていないため、アップデート配信直後にiOS 9にアップデートした人やまだiOS 8のまま利用している人は気づいてないかもしれませんが、iOS 9で夜間の自動アップデートに対応しました。
アップデートの通知画面に「後で」というボタンが追加されており、これを選択すると、「電源に接続されているときに、(省略)アップデートを自動的に実行します」というメッセージが表示されて「夜間にインストール」を選択すると、自動で最新のiOSにアップデートされます。
自動アップデートが行われる時間は、1時〜5時となっており、「夜間にインストール」ではなく、「後で通知」を選択すると、次に来るアップデート通知では3時〜5時など、さらに時間を絞って自動アップデートを提案してくれるようになります。
最新版へのOSアップデートには時間がかかるため、起きていない夜間に自動でアップデートできるオプションが用意されるのは嬉しいところ。また、朝や昼間などにアップデート通知を受け取っても仕事などで使うため、アップデートできないという人も便利に使えるオプションではないでしょうか。
一方、アプリなどの対応状況などから、今使っているバージョンのまま使いたいという人にとっては通知がウザいというだけでなく、iOSは通常ダウングレードができない仕様になっているため、間違って最新版にアップデートしてしまったことで思わぬトラブルに繋がるということもあるかもしれませんね。