アップルが、3月に正式配信が予想される「iOS 9.3」のパブリックベータ3版の配信を開始しました。
iOSのパブリックベータ版は、昨年配信されたiOS 8.3から導入されました。開発途中の次期iOSを一般ユーザー向けに先行リリースして、評価フィードバックを得ることで正式版の品質向上に役立てるプログラムになっています。
「iOS 9.3」の新機能にブルーライト軽減モードなどが追加
「iOS 9.3」では、ブルーライトを軽減する新機能「Night Shift」、コントロールセンターに「Night Shift」ボタンの追加、「メモ」アプリへの指紋認証・パスワードの導入、「ヘルスケア」アプリの機能向上、「CarPlay」のApple Music対応強化、教育機関で使用するiPad向けにマルチユーザーの対応などが追加されます。
iOS 9.3のパブリックベータを利用するには、Apple Beta Software Programに参加登録してパブリックベータ版をインストールする必要があります。既にパブリックベータ版を利用している場合は、「設定」から「一般」→「ソフトウェアアップデート」からアップデートすることが可能です。
なお、「iOS 9.3」の一部機能はプレビューページで公開していますが、アップルが公開していない機能や画面をFacebookやTwitterなどのSNS、ブログ等で公開したり、画面を他人に見せることも利用規約で禁じています。
▼パブリックベータ版のインストール方法は、iPhoneのバックアップ方法も含めて以下の記事で詳しく解説しています。
パブリックベータ版は多数の不具合を含んでいるため、利用する場合は旧機種のiPhoneを利用するか、比較的安いiPod touchにインストールするのがオススメです。
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