Appleが毎年開催する開発者向けのビッグイベントWWDC 2023の開催が決定しました。今年は日本時間6月6日からApple Parkにて開催されます。
Appleは「WWDC23では、最新のiOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSの進化について紹介します」と予告しており、世界中から注目が集まる初日の6日午前2時から始まる基調講演では次期ソフトウェアが発表されるようです。
また、今年はiOS 17やiPadOS 17、macOS、watchOS、tvOSなど、秋ごろに正式リリースされるソフトウェアに加えて、AR/VRデバイスの「Reality Pro」といった最新ハードウェアの発表も期待されており、公開されたティザー画像(当記事トップ画像)はAR/VRデバイスのヒントになっているかもしれません。
以前、WWDCはカリフォルニア州サンノゼで開催されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて2020年にはオンライン限定イベントにスイッチしていました。
今年も基本はオンライン開催となるものの、Apple Developer ProgramのメンバーやApple Entrepreneur Campの過去の参加者、Swift Student Challengeの受賞者(2020〜2022年)、Apple Developer Enterprise Programに登録しているメンバーを対象に、1週間の幕開けとなるスペシャルイベントへの参加を4月4日午前9時まで募集。抽選に当選すると参加できます。
例年どおりであれば初日の基調講演では、iOS 17など次期ソフトウェアのアップデート内容や対応機種、代表的な新機能・機能改善が発表され、イベント終了後には開発者向けにベータ版が提供されて、いち早くiOS 17を体験できるはず。夏にはテスター向けにパブリックベータ版も登場するでしょう。
これまでの報道によれば、Appleは多くのリソースを割いてAR/VRデバイスの開発しているようです。
噂どおりWWDC2023で「Reality Pro」を発表するのであれば、同デバイスで動作するxrOSの発表に多くの時間を割いて、その他の製品やソフトウェアは、わずかな時間で済ませたり、多くの内容をスペシャルイベントに回す可能性があります。ただ、AR/VRデバイスの開発が遅れているとの報道もあるため、秋のスペシャルイベントまでズレ込む可能性もあります。
WWDCの開催日が近づくにつれて、より具体的な情報が明らかになるでしょう。
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