- 最新Snapdragon 8 Gen 3搭載しCPU性能30%、GPU性能25%向上、電力効率も改善
- 発熱対策に最新の360° SoC Cooling System Gen 2採用、熱効率は22%向上
- ゲームサポート機能が進化、AI GrabberやX Sense 2.0などの新機能搭載
1月9日、ASUSがゲーミングスマホの最新モデル、ROG Phone 8シリーズを発表しました。
最大の特長は薄型軽量化。前作のROG Phone 7に比べて、厚さは10.49mmから8.9mmに、重さは239gから225gに改善されています。また、ゲーミングスマホとしては世界初となるIP68等級の防水防塵にも対応。さらに最大15Wのワイヤレス充電にも対応しています。
AIによるゲームサポート機能も
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チップセットは前作の8 Gen 2からCPU性能が30%、GPU性能は25%向上した最新のSnapdragon 8 Gen 3を搭載。Qualcommによれば、電池持ちに関わる電力効率もそれぞれ20%、25%改善されています。
一方で薄型軽量化の影響を受けてバッテリー容量は6,000mAhから5,500mAhに減少。最大65W出力の有線充電では39分でフル充電が可能。電池持ちはヘビーなゲームアプリプレイで3.4時間、動画のストリーミング再生で23時間です。
ゲームを長時間、快適にプレイするために重要な発熱対策では、最新の360° SoC Cooling System Gen 2を採用することで放熱効率は22%も向上。さらに、最新版の冷却パーツ「AeroActive Cooler X」は小型軽量化されながらファンの回転速度が1.1倍、冷却性能が1.3倍向上しています。
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最新のゲームサポート機能では、ゲーム内のテキストをコピーして攻略方法を素早く検索できる新機能「AI Grabber」、重要なイベントを検出して自動アイテム収集などが利用できる「X Sense 2.0」、画面の自動録画「X Capture」、システムがゲームを一時停止・終了することなくバックグラウンドでゲームを実行できる「Background Mode」、通常攻撃には軽い振動・強攻撃には強い振動といったボタンごとに異なる振動を設定できる「Vibration Mapping」に対応します。
画面サイズは6.78インチ。最大165Hz(1-120Hzの可変仕様)のリフレッシュレート、ピーク輝度2,500ニトの有機ELディスプレイを搭載。ベゼルが薄くなったことで見た目もスタイリッシュに改善されています。
カメラは32MP/視野角90°/1倍と0.7倍の画角が選べるフロントカメラと、“プロレベル”を謳うメインカメラを備えます。メインカメラはSony IMX890/50MP/24mm/ロスレス2倍ズーム/6軸手ぶれ補正の標準レンズ・13MPの超広角レンズ・32MP/光学3倍ズームの望遠レンズで構成されるとのこと。
価格は12GB/256GBのROG Phone 8が1,099.99ドル、16GB/512GBのROG Phone 8 Proは1,199.99ドル、24GB/1TBのROG Phone 8 Pro Editionは1,499.99ドル。3機種とも背面におなじみのAura RGBを備え、上位モデルの2機種にはミニLEDも搭載されます。
発売日はイギリスおよび欧州で2月と案内されており、日本発売日は後日発表される予定です。
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